「あれこれあって」を意味:One Thing Led to Another
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「One thing led to another」の意味
「あれこれあって」を意味する「one thing led to another」って、今まで全く意識してなかったんですけど、この表現超使えます。海外ドラマで本当にみんな使ってる。何故か『フレンズ』ですごく使われている(笑)
使える状況は、何か話している時に全部話してると長くなる場合、ありますよね? その時「one thing led to another」で途中をすっ飛ばし、結論へ直行できます。
導入 → one thing led to another(とばす) → 結論
という感じ。早速海外ドラマでどう使われているか見てみましょう。
『フレンズ』から
ジュリーと付き合いだしたロス。元カノのレイチェルはいい気がしません。そういったことに疎いロスの妹モニカは、ジュリーと一緒に出掛けるようになります。一応親友のレイチェルには秘密にしていたのですが、結局知られてしまい、次のシーンで言い訳。単にniceにしてただけ、でもその後色々あって、気付いたら一緒に買物行ってた、とはかなり下手な言い訳ですね(笑)
『ビッグバン★セオリー』から
シェルドンが運転免許を取ろうとカーシュミレーターで訓練する場面。何故かモールの2階まで車で乗り上げたシェルドン。途中からその場面を見たメンバーはどうしてそうなった?と質問します。シェルドン曰く「高速を走ってて出口を見失って陸橋から跳んで、あれやこれやあって(今の状況に)」。色んなことがあったであろうことが容易に想像できますね。でも、モールの2階に車で行ってはいけません(笑)
シェルドン: I don’t know. I was on the pasadena freeway. I missed my exit, flew off the overpass, and one thing led to another.
『グッド・プレイス』から
エレノアの母ダイアナが夫との出会いを語るシーン。「One thing leads to another」で、壊れたトイレでTonsil tennis(フレンチ・キス)してたとのこと。
現在形 or 過去形?
上の例では2つのパターン「one thing led to another」「one thing leads to another」が出てきましたが、現在形か過去形かは、ストーリーを現在形で話しているのか、過去形で話しているのかに依存します。単に時制を合わせているだけですね。
最後に
今回はストーリーを話す時に便利な「one thing led to another」を海外ドラマの例で見てみました。 使い方はこんな感じで至って簡単です。似たような表現として「(to make a )long story short(かいつまんで言えば)」というのもあるんですが、手元の字幕DBだと、「one thing led to another」とはほぼ同じ割合の使用率でした。ちなみに、Google Books Ngram Viewer(本の中で使われた頻度)は次の通り。口語と書き言葉ではちょっと違うんですが、面白い傾向が見られますね。それでは〜
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