『名探偵モンク』感想

『名探偵モンク』の番組宣伝ポスター
Monk [Credit: USA Network]

新しい海外ドラマを見始めた時にも、そのドラマを紹介することにしました。

今回見始めたのは『名探偵モンク』。ちょっと古いシリーズかな。ありがちな天才が自分のスキルを使って難事件を解決する探偵モノ。『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』なら数学だし、『メンタリスト』なら人間心理。モンクの場合は後天性の自閉症的メンタルヘルス。メンヘルはスキルじゃないけれど、天才的観察眼だけだと話に膨らみが出ないので脚本家が縛りプレイ的に付け加えた設定でしょうか。ただ、茶の間的にちょっとイライラするときがあるのは事実(笑)

まだ4話までしか見てないので過去の経緯は不明ですが、まあまあ面白い。女房と死に別れて、警察官は離職中で、復職のため精神科医に掛かっている。番組冒頭は探偵ものお馴染みの小さい事件を解決するところから入ります。とりあえずシーズン1は完走することにしました。

OCD故キャラが潔癖症かと思ったら、街のオブジェクトを触って数えるなど一貫性がない感じですが、番組スタート時でキャラの設定が固まってないパターンかもしれません。

『名探偵モンク』で、欄干に触るモンク
Monk [Credit: USA Network]

このドラマ、相棒兼助手の女性シャローナがいい味を出していますね。シャローナ自身もシングルマザーで、自身の子供の世話があって、モンクを一人で置き去りにしなくてはいけない状況が出てくる。そこでモンクがどういった行動になるのかは、視聴者的にかなりの不安要素。モンクが天才すぎるので、シャローナは脚本家が入れた縛りプレイ的なマイナス要素なのかもしれません。まあ、彼女にとってみれば、モンクも一人の子供でしょうが(笑) そういう意味では、この二人がくっつく未来図が見えませんね。脚本的に行き詰まったら恋愛を絡めてくると思うんですけど・・・。それとも、モンクは妻の幻影を追いかけっぱなしで、overしないのかな?

『名探偵モンク』で、モンクの助手シャローナ
Monk [Credit: USA Network]

この辺のデコボココンビは探偵モノにお馴染みのお約束。初回エピソードでは、そのシャローナの身に危険が迫り、モンクが勇気を振り絞って自身のOCDに打ち克てるのかが最大のテーマ。

『名探偵モンク』で、モンクは銃を構える
Monk [Credit: USA Network]

事件の解決がちょっと突飛な感じもするけど、しばらく様子見かな。早く番組のテンプレに慣れなければ(笑)

英語については普通。変な言い回しも小難しい用語もないし本当に普通。時間があるなら見ても損しない佳作探偵ものですね。個人的に、オープニングの曲が好きです。それでは〜

追記:公式YouTubeチャンネル

公式YouTubeチャンネルが出来たので紹介。結構な数のクリップがあるので、一回見た人も高画質で楽しめます。まだ初見の人は、このクリップで『名探偵モンク』を見るかどうか決めるのが良いかもしれませんね。