「Deep Down (Inside)」の意味

deepdown。こんな簡単な2単語の組み合わせで、本当は、実際は、心の奥底ではと表せるのは非常に嬉しい感じ。

deep down

(イディオム的)根本的には、本質的には、現実には

(idiomatic) Fundamentally; in essence; in reality

insideを付けるパターンもあります。

海外ドラマでの「Deep Down (Inside)」

でもこういうイディオムって、いざって時になかなか出てこないんですよね。そこで海外ドラマで使われてる例を見て覚えてしまいましょう。

ビッグバン★セオリー

ピロートークでハワードを養護するレナード。見た目や言動はキモいけど、deep down insideは良い奴とします。ここはinside付き。ペニーにとっては最悪のピロートークです(笑)

レナード: you know that deep down inside, Howard’s a really nice guy.
『ビッグバン★セオリー』で、ペニーに対しレナードはハワードを擁護
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

ママと恋に落ちるまで

恋人探しに必死のテッドは、コンピュータが出した最高に相性が良い女性を口説きます。その女性は、deep downでコンピュータが出したからと言って信じているのか?と疑問を投げかけます。本当にとか、心の底でってニュアンスですね。

女性: Do you honestly believe deep down that there is no one else out there for you just because some computer says so?
『ママと恋に落ちるまで』で、テッドはコンピュータが出した相性のいい女性を口説く
How I Met Your Mother [Credit: CBS]

ブレイキング・バッド

ソウルの顔の痣で驚くウォルター。ジェシーがやったのか聞くと、ソウルはdeep downでは、ジェシーは自分のことを好きとします。つまり、表面上は暴力行為をしたけど、根本は、心の奥底では嫌ってないって言いたいんですね。

ウォルター: Jesus. Jesse did that?
ソウル: Yeah, but you gotta understand, deep down he loves me.
『ブレイキング・バッド』で、ジェシーに殴られたソウルの顔を見て驚くウォルター
Breaking Bad [Credit: AMC]

最後に

今回はイディオム「deep down (inside)」で、表面的な見た目とは違い、「本質的には、実際は」ということを表せる事を見ました。個人的には文字通り訳して「心の奥底では」くらいで良いと思います。

海外ドラマでは「deep down (inside)、彼は私のこと好きなの」という恋バナでよく登場します。実際、『ブレイキング・バッド』の上記とは別の場面では、マイクのセリフで「"deep down, he loves me" setup」というのがあります(笑) 典型的なシチュエーションなんですね。

This wasn’t one of those “deep down, he loves me” setups.

Breaking Bad

簡単なんで、皆さんもぜひ使ってみて下さい。それでは〜