海外ドラマの中で最も使われる「Bridge」のイディオムベスト3
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bridgeと言えば、名詞で”橋”なのは小学生でも知っていること。動詞の”橋渡しをする”はちょっと高度な使い方かもしれません。でもbridgeを使ったイディオムはあまり聞いたことないかもしれません。実はちょこちょこ海外ドラマで使われるんです。使い勝手が良いのが理由かな。そこで、どの「橋」イディオムが一番出てくるか調べてみました。実際のドラマシーンと一緒にベスト3を紹介します。
第3位: Cross That Bridge When I Come to It / 問題が起きてから考える
3位は”問題が起きてから考える”です。そんなこと今から心配してもしようがない的に使われたりもします。このイディオムを文字通り解釈すれば、"橋に着いて初めて橋を渡れる"→”橋まで行かないと橋は渡れない”ということ。橋までまだ遠いのに橋を渡ることを考えることをどう取るか。”そんな先のこと考えても仕方ない”のか、あるいは”それに備えるべきなのか”。どっちの文脈でも使われますね。
次のシーンは『ビッグバン★セオリー』から。プリンストンに呼ばれたエイミーはしばらくシェルドンの元を離れることに。一人で暮らしたことがないシェルドンは性格が変わってしまうかもと言い出しますが、エイミーはどうなっても愛してるとガールフレンドらしい模範回答。しかし、シェルドンが牛乳瓶におしっこするという例を出すと、話は別のようです。それはその時考えましょうとはぐらかしますが、さすがに尿ボトルする人は愛せないようですね。
シェルドン: I've never really lived by myself. What if I become strange and eccentric?
エイミー: I'll love you no matter what.
シェルドン: Howard Hughes saved his urine in milk bottles.
エイミー: We'll cross that bridge when we come to it.
The Big Bang Theory/Season 10/Episode 23
第2位: Burn One's Bridges / 背水の陣を敷く
退却路である橋を燃やしてしまうのですから、すごい覚悟が秘められていますね。まさしく、背水の陣という感じ。後ろが燃やした橋か川かの違いですが、もう逃げられないので戦うより他ないのは一緒。
次はアンディがアカペラオーディションに出場したシーン。遅刻して会場についたアンディは、オーディションがもう終了しているにも関わらず受けさせてくれと頼み込みます。その時のセリフに背水の陣が使われています。仕事も辞めて、このコンテストに賭けるしかない感じがallから伝わってきます。
Slept in my car last night. Quit my job, burned all my bridges.
The Office(US)/Season 9/Episode 22
第1位: Water Under the Bridge / 過ぎ去ったこと
橋の下の水は後は流れて行くだけで、どうすることも出来ないですね。そんなところからこの意味「過ぎ去ったこと」になった感じですね。
『ブレイキング・バッド』からは、姉妹のスカイラーとマリーがウォルターの誕生日をどうするか話しています。悪事の片棒を掴んでしまってマネーロンダリングしてるスカイラーは何もする気が起こりません。しかし、マリーは何かすべきとスカイラーを説得します。マリー自身もウォルターのことはよく思ってないけど、過ぎてしまったことと考えます。whateverにどうでもいい感が出てますよね。こんな感じで、Water under the bridgeだけで使われることが多いです。ちなみに、Walter under the bridgeというギャグを考えましたけど、どうかな?(笑)
マリー: Listen, I've had my problems with Walt. Why he wouldn't come to the house when we were all practically-- Whatever. Water under the bridge."
Breaking Bad/Season 5/Episode 3
最後に
一つの単語に着目して、それがどんな形で使われるのかランキング形式にするのも面白いですね。また違う英単語でやってみたいと思います。
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