「Chop-chop」の意味

chop-chop」は海外ドラマを見ていればよく出てくるフレーズですね。相手を急かすときに使われます。

『ビッグバン★セオリー』での「Chop-chop」

例えば、レナードが足を怪我していても急かすシェルドン(笑)

シェルドン: Chop-chop, Leonard. We leave in ten minutes.
『ビッグバン★セオリー』で、レナードに空港まで送らせるシェルドン
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

chop = 速、快

そんなある日、ちょっと調べ物をしていたら驚きの事実、表題の「Chop-chopの語源が漢字」を以下のように知りました。

まず、chop-chopの語源。

chop-chop

adverb &exclamation: quickly; quick

ORIGIN: mid 19th century: pidgin English, based on Chinese dialect kuaì-kuaì.

New Oxford American Dictionary

さて、上記「kuaì」ですが、ググってみたところ、漢字の「速」または「快」のようです。そして、日本語でも「快、速=速い」の意味があるじゃないですか!

つまり、英語の「chop-chop」は「速速」または「快快」と言ってるだけなんです(笑)

こういうのがあるから語源(etymology)は面白いですよね。接尾辞や接頭辞は好きになれないですが、こういうのは個人的に惹かれます。

海外ドラマでの「Chop-chop」の例

さて、これだけではなんなので、他の海外ドラマでの「chop-chop」の使われ方を見てみます。

ブレイキング・バッド

朝出勤したハンクは挨拶もそこそこ、部下のゴメスを呼んで報告を聞きます。ゴメスを急かすのにchop-chopを使っています。ここで、ゴメスはtooを皮肉で使っていますね。普通tooは相手の内容を受けて「私も」ですが、ここでハンクはおはようの挨拶はしないで本題に入っていますから、tooは本来不必要。つまり、逆にゴメスは挨拶があたかもあったかのように振る舞うことで、挨拶無しでいきなりかよ?!って雰囲気醸し出しています。

ハンク: Hey, Gomez. Gomez? What do you got for me? Come on. Chop-chop.
ゴメス Good morning to you too.
『ブレイキング・バッド』で、ゴメスを急かすハンク
Breaking Bad [Credit: AMC]

ベター・コール・ソウル

弁護士のジミーは、自分の弁護士事務所のCM撮影に大きなアメリカ国旗の前に立つ自分の映像を取りたいのですが、見つけたのは小学校の校庭の国旗でした。撮影し始めると、先生が出てきて許可がないとダメと言いだします。そこはジミーお得意のほら話で先生たちを騙し、先生たちが確認のため席を外した瞬間、chop-chopと撮影をし始めるのでした。

ソウル: Chop-chop. Magic time. All right, let’s go.
『ベター・コール・ソウル』で、ジミーはCMのための学校のアメリカ合衆国国旗を使用、撮影クルーを急かす
Better Call Saul [Credit: AMC]

最後に

chop-chop」なんてお馴染みの英語表現が回り回って日本語にも通じてるのは、本当に興味深いですね。今度「chop-chop」が海外ドラマから聞こえたら「速速」と言っていると思ってみましょう。もう絶対忘れませんよね? それでは〜


お箸のchopstickもそうだった!?↓