英検の2次試験が迫ってるということで、スピーキングで使えそうな表現を海外ドラマから紹介していきます。まず最初は、「私が言いたいのは」です。はい、何の変哲もない表現ですね。これは、結論を述べる際と言うよりも、脱線した会話を元のレールに戻すのに使われる事が多いみたいです。ですから、スピーキングでちょっと脱線気味の主張をしていると気付いたら、是非使ってみて下さい。まあ、実際は、気付けるかどうかが問題なんですけどね(笑)

早速海外ドラマでの使われ方を見ていきたいと思います。

フレンズから

フィービーの結婚式のブライズメイドの役割を取り上げられたモニカは、フィービーにもう一度やらして欲しいとお願いしに来ます。しかし、昨日のことを話すあまり、肝心なもう一度やらせてがお留守なことに気付き、My point isで無事戻ってきます。My point isの後は、ちょっと間を取って、要点を言えばOKです。

モニカ About last night. I know you're under a lot of stress, and well, even though the things you said hurt me a little bit... My point is.... Well, I'm willing to take my job back.

Friends/Season 10/Episode 12

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Friends [Credit: NBC]

ビッグバン★セオリーから

ペニーは、付き合ってた彼が二人の性生活をありのままblogに載せていたことに激怒します。彼とは即座に別れますが、非常に動揺します。レナードが慰めに部屋に行くと、アイスクリームをバカ食い中のペニー。レナードはblogを読ませてもらって、そこまで恥ずかしがることじゃないと慰めます。しかし、blogにあったエッチした場所のサブウェイが、地下鉄なのかサンドイッチの方なのか気になってしまい脱線。my point isで元のレールに戻ってきます。

レナード Out of curiosity... is this subway, the transportation system, or Subway, the sandwich shop?

ペニー Sandwich shop.

レナード Doesn't that violate the health code or...?

ペニー No, at the sub shop, we were only making out.

レナード Ah, okay. But my point is that you have absolutely no reason to be embarrassed.

The Big Bang Theory/Season 1/Episode 17

メンタリストから

Mentalistの一番最初のエピから。無料で視聴できるので観たことある人が多いかもしれませんね。いつものメンバーは夕食を一緒に外で取ります。その中であの世の話になり、ヴァンペルトとジェーンは存在派としない派に分かれて対立します。ヴァンペルトの議論は、「500年前にラジオがあったら魔術と見做されたはず。同様に、500年後にはあの世とコミュニケーションできるのは普通のはず」とかなり暴論を展開(でもスピーキング的には見習いたい)。ジェーンは、彼女の父親がフットボールのコーチだったことを推測してから、My point isでヴァンペルトの主張を彼女の父親のセリフを用いて反駁します。ここでは、意図しない脱線というよりも自分から寄り道しますが、元に戻るのにMy point isですね。

ヴァンペルト 500 years ago, radio would've seemed like magic.

リグスビー Exactly.

ヴァンペルト 500 years in the future, it could be totally normal to communicate with the other side.

ジェーン The "other side." Your father's a football coach, yeah?

ヴァンペルト How'd you know that?

ジェーン It's obvious from your whole demeanor. My point is, didn't dad always say life is like football? When that final whistle blows, the game is over. Done. There is no more. There is no "other side."

The Mentalist/Season 1/Episode 1

最後に

今回紹介したのは全て、My point isの後にポーズをおいて、その後自分主張を別のセンテンスっぽく述べていますが、My point is that... とthat節で1センテンスにするパターンも全体の1、2割程度ありました。まあ、前者のほうが文法気にしなくていいので簡単です。また、相手からWhat is your point?と聞かれたため、My point is...と述べるのも結構ある感じ。スピーキングのテストでこのパターンは無い気がしますけど。

いずれにせよ、この記事で私が言いたいのは・・・、My point is...(私が言いたいのは・・・)はなかなかお手軽な表現ということです(笑)