海外ドラマ『グッドガールズ: 崖っぷちの女たち』を見た感想
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Girlsと名の付くドラマに外れは無い説を標榜する自分としては、ここ最近始まったグッドガールズ（Good Girls）は見逃せないドラマ。
このドラマでコメディタッチで描かれるのは３人の主婦。それぞれが普通の主婦だったのだが、ある時を堺に急にお金が入り用になる。子供の保育権を巡って元夫と裁判で闘うための弁護士費用数十万や、子供の病院代数十万と言った程度の金額。しかし、彼女たちにはお金がない。そこで考えだしたのが、近所のスーパーマーケットを襲うこと。題名にもなっている通り、３人は基本的に根は優しい主婦なので、銀行なんて襲わない。おもちゃの拳銃を使って近所のスーパー（しかも３人のうちの１人がバイトしているｗ）で１００万でも奪えば万々歳のはずが、あろうことか偶然金庫にあった１億円を盗んでしまい、それも幸運に恵まれほぼ完全犯罪で司直の手が伸びてこないという状況。散財してスポーツカーを買ったりとし始めるのは、ちょっと抜けてる主婦の描写か。
結局、スーパーのマネージャーにバレたり、その大金はマフィアのもので、スーパーは資金洗浄の隠れ蓑だったというオチが付いた所から事態は急転直下。マフィアにお金を返さなければいけないのだが、散財した費用は返ってこず、強盗以前より多くのお金が必要となってしまうというおなじみのパターン。今後の展開がどうなるかは全く不明だけど、この宗田理的なストーリーは安心できる感じ。
こういった善良な普通の主婦が悪事に巻き込まれていく過程で、どんなことが起こるのかが興味の的ですね。更に悪いことを重ね続けるハメになるのか、最終的に悪に染まるのか、善良なので悪事に染まることはなく普通の日常に戻れるのか。Breaking Bad的に善と悪の二重生活なのか・・・。第一話だけだと色々な展開が予想できる感じ。
主役の女優については、個性ある面々に思う。３人のうちの１人の黒人ルビーは、Parks and Recreationで見たちょっと太めの女性。あんなのがスーパー襲えば、図体からバレそうなもんだが、そこは突っ込まないのがお約束というもの。
スーパーと言えば、強盗中にスーパーに居た子供の心配をしたり、どこか悪に染まりきることが出来ない三人組（笑） 一応自分の中での評価はまあまあと言う感じ。今後の展開次第では化けるんでは。
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