『コブラ会』を肴にブログ記事振り返り
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ベストキッドの30数年後を描いた作品Cobra Kai(コブラ会)いいですよね。エピソード1,2は既に10回は繰り返し観てしまいました。しかし、2,400円はなんか納得できてないので、先はまだ観ておらず・・・。この感情はどこから来るのかと分析したら、自分だけ余分に払わなきゃいけない状況が嫌なんですね。搾取されているというか。全世界の人が一律1エピ300円払わなくてはならないのなら2,400円は払ったと思うのですよ。映画一回観たと思えばペイしますから。あと、ここで妥協してしまうとYouTube Premiumがいつまで経っても日本に来ないという後付の理由も。(追記)日本にもYouTube Premium来ました! 月額固定です! しかも、2019年後半には広告付きなら無料で見られるようになります!
そんな感じでエピ1,2を観ていたら、このブログで紹介した表現が結構使われていましたので、今回ちょっとまとめてみます。どのくらい使われているのでしょうか?
Anyways
記事ではanywaysという言い方に違和感を覚え、出現比率を調べてみました。
コブラ会では、ジョニーとミゲルの出会いのシーンで使われています。
ミゲル: Actually, we're from Riverside. But anyways, I was just wondering if you were having trouble with your water pressure, 'cause I know our sink's being a little weird right now
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Dummy
つい先日紹介したバカを意味するdummyも登場。エピソード2では、空手道場のパンチ練習用マネキンのこともdummyと言ってます。
次のシーンは、フラットテレビを違う壁に設置したジョニーをdummy呼ばわり。
依頼主女性: I'm not the dummy who put the TV on, literally, the only wall in the house that a TV would not go.
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Look
ドラマで英語のお勉強[20日目] Advent Calendar 2015 - ドラマの中の英語
Lookは注意を引くときの表現でした。何かを見ろ、と言ってるわけではないんですね。
次では、朝一で直すからと譲歩を引き出そうとするジョニー。喋る前にLookです。
ジョニー: Look, I'll come by first thing in the morning and put everything just the way you want it, all right?
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Asshole
assholeはくそったれと言ったところ。相手を貶しています。
次の場面では、ミゲルがassholeとつぶやいたため、乱闘が始まります。よく考えれば、この一言がなければ、コブラ会は始まらなかったのでした(笑) ちなみにここで、リーアとはdiarrhea(下痢)から取られたあだ名ですね。diarrheaはなぜか日本人が好む言い方。でも下痢(げり)を連呼していることに気を付けたいところ。普通はupsetを使いますかね。たまにrunsなんかもドラマには出てきます。
ミゲル: Asshole.
カイラー: What'd you say, 'Rhea?
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Dude
ドラマで英語のお勉強[22日目] Advent Calendar 2015 - ドラマの中の英語
dudeは「こいつ」の意。このdudeの語源が判明したという記事を紹介してました。
コブラ会のシーンに戻ると、カイラーがジョニーのことをdudeです。誰だこいつ?って感じ。
ジョニー: Watch the car, man.
カイラー: Who's this dude?
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Holy Shit
Holyを使った驚き表現も過去調べました。
次はミゲルがジョニーの空手に驚いているシーンです。
ミゲル: Holy shit, how did you--
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Little did I know
Little Did One Know / 思いもよらなかった - ドラマの中の英語
Little did I knowは英検の過去問を解いていたとき出てきたので調べてみました。よくある言い方ですね。倒置とか考えず、この言い方そのまま覚えたほうが良いと思います。
次は、ジョニーの継父が「(結婚したとき)お前を永遠に世話することになるなんて思いもよらなかった」と、ジョニーのダメダメさを嘆いているシーン。
ジョニーの継父: Little did I know I'd be taking care of her schmuck kid forever.
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Cut someone some slack
Cut Someone Some Slack / 大目に見る、勘弁する - ドラマの中の英語
cut some slackは「大目に見る」という表現。
次のシーンでは、天国のお前の母親も大目に見てくれるだろうと、ジョニーに手切れ金を渡す継父です。死の床で息子のジョニーのことを頼まれたんでしょうね。でも、金輪際お前の世話はしないという継父。
継父: I think even she would cut me some slack.
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Water under the bridge
海外ドラマの中で最も使われる「Bridge」に関する慣用句ベスト3 - ドラマの中の英語
bridgeにまつわる表現をまとめた中に、このwater under the bridgeもありました。これは「過去のこと」の意味。
次のダニエルとジョニーの再開シーンでは、二人の昔のいざこざはwater under the bridgeと言ってます。
ダニエル: Ah, all right, that's all water under the bridge.
Cobra Kai/Season 1/Episode 1
Duh
Duh / 何当たり前のこと言ってるの?、それで? - ドラマの中の英語
duhは当たり前のことを言ってる時に使う表現でした。
次のシーンでは、ジョニーの空手道場の衛生面のチェックに来た役人が、コブラ会のマークを見て「ガラガラヘビ」と言った後、マークの下にCobraと書いてあるのに気付き、自分自身にduhしてます。ちなみにこの役人、Cobra KaiのKaiをケイと発音してるのが日本人的には許せません。
役人: Huh, cool rattlesnake.
ジョニー: It's a cobra.
役人: Oh, right, duh. I'm such an idiot.
Cobra Kai/Season 1/Episode 2
Told you.
Told you.は、「ほら、言った通りでしょ」と言った通りになった時に使う表現。
サマンサが自宅で親に内緒のパーティーを開いているシーンでは、サマンサがfunと言うと、友人がtold you.です。サマンサは最初乗り気じゃなかったのが分かります。
サマンサ: Okay, you were totally right. This is so much fun.
サマンサ友達: Told you.
Cobra Kai/Season 1/Episode 2
Chick
雛でもひよこでもない、口語スラング「Chick」の意味とは?
Chickは若い女性の意。
次の学校から連絡を受けた場面では、ジョニーは、モーリーというのが息子と一緒に居た女性の名だと考えます。しかし、なんと、ドラッグなのでした・・・
ジョニー: Who's Molly? Is that some chick he's hooking up with?
先生: It's an illegal drug, Mr. Lawrence.
Cobra Kai/Season 1/Episode 2
Not give a shit
Not Give a Shit / 知ったこっちゃない、意に介さない、関係ない - ドラマの中の英語
not give a shitは興味が無いときの表現でした。
道場の掃除をさせられるミゲルは、窓も掃除するかとセンセイに聞きますが、どうでもいいジョニーでした。
ミゲル: Hey, Sensei, is there any particular way you want me to wash these windows?
ジョニー: No, I don't give a shit.
Cobra Kai/Season 1/Episode 2
最後に
記事数500はあるわけですから流石に結構な数網羅してますね、と驚くと同時に、まだまだ足りてないと感じてしまいました。今回のコブラ会で言えば、ジョニーの口癖の You've got to be kidding me. とか。まあ、まだ道半ばと言ったところでしょうか。
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