同じ意見の時に、「Ditto」で「右に同じ、同上」の意味
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「Ditto」の意味
先日、me too/you tooをやったので、今日は同じ意味の「ditto」を見ていきたいと思います。
ditto
前に述べられたこと、前述、上記、同じ、同様
That which was stated before, the aforesaid, the above, the same, likewise
海外ドラマでの「Ditto」
結構カジュアルな響きですが、実際のところはどうでしょうか? 海外番組での使われ方を見てみます。
フレンズ
レイチェルは元カレのロスによく似たラス(笑)と付き合い始めます。以下はいつものカフェでのロスとラスの会話。会えて良かったというロスに、「ditto」とラス。このようにme too/you too関係なく使えるdittoです。ちなみに、dittoには「複製する、生き写し」の意味があるので、ここではそっくりなラスが言うセリフとしては、ditto一択でしょうね(笑)
ラス: Ditto.
ギルモア・ガールズ
高校の新聞部の会議の場面から。自説を述べて部員に同意か聞くパリス。一人目が「Agreed」と言ったのに対し、二人目は「Ditto」と右に同じです。
部員1: Agreed.
部員2: Ditto.
X-ファイル
FBIが容疑者宅を包囲してるシーン。突入班のリーダーが「自分のところからは家の中がよく見えないけど、みんなはどう?」と無線で聞いてきます。捜査に参加してるモルダーは「Ditto」と返答。つまり、モルダーのところからも見えないんですね。
モルダー: Ditto.
最後に
今回は「ditto」についてでした。意味は「同じ、同上」として、直前に言われたことと同じ時に使われます。
似た表現としては「likewise」とかありますね。上に例で出したフレンズのロスとラスは初対面なので「ditto」は少しカジュアルすぎかもしれませんが、ここでのdittoは脚本上の言葉遊びネタで使われているので例外かな。
ちなみに、昨年『フレンズ』のロスにそっくりな犯罪者が犯した強盗事件があったのですが、当然ラスネタがSNS上に溢れかえったのは言うまでもありませんね(笑)
ところで、「ditto」の海外ドラマでの使われる頻度を見たところ、それほど頻繁に使われるフレーズではないようです。海外ドラマを200エピソード見て、1回出てくれば御の字くらいの頻度です。それでは〜
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