「Pay the Price」の意味

イディオムの「pay the price」は実際お金を払うわけではなく、行った行為に対して(後々)埋め合わせをすると言う意味。日本語の「代償を払う」と全く同じアイデアですね。例えば、学生時代に勉強しないと後で埋め合わせをしなくちゃいけない、代償を払うことになるぞ、なんてのが典型的な使われ方。

財布を開いて両院を支払う男性
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海外ドラマでの「Pay the Price」の例

それでは、このイディオムが使われる場面を海外番組から採ってみたいと思います。

『コブラ会』から

ジョニーの教えが「no mercy」から「honorあり」に方向転換。それに疑問を持つミゲルに自分の過去を話します。「mercy」と「honor」の違いが分からなかったために代償を払い続けた人生なのでした。

ジョニー: I wasn’t taught the difference between mercy and honor, and I paid the price for it.
『コブラ会』で、ジョニーは過去の過ちをミゲルに話す
Cobra Kai [Credit: YouTube Premium]

『GLOW』から

シーズン2が待ち遠しい『GLOW』から。ルースとマチュピチュは女子プロオーディションで寸劇を演じます。それが下記。ルースがパンを盗んだとして、キーアは「ultimate priceを払ってもらう」とします。ultimateだけに、命とか人生とかそんなニュアンスですね。

マチュピチュ: There is a law, and you broke it. And now, you will pay the ultimate price.
『GLOW』で、リング上で即興の寸劇を演じるルースとマチュピチュ
GLOW [Credit: Netflix]

『ゲーム・オブ・スローンズ』から

個人的に『ゲーム・オブ・スローンズ』で一番大好きなキャラ、シオンのシーンから。ウィンターフェルを乗っ取ったシオンですが、敵側の重臣のロードリックは拘束された後も敵意を剥き出し、シオンにツバを吐きつける始末。実は、この二人は昔からの知り合い。というか、シオンは子供時代を通してウィンターフェルで人質として育ったのでした。ロードリックは裏切られた感でいっぱいでしょうね。昔からの知人を殺すには忍びないと、情状酌量を見せ牢獄に勾留を命じるシオンですが、部下はロードリックを生かしておくと誰もあなたを尊敬しないとし、pay the iron priceと暗に殺すよう諭します。「iron price」は文字通り訳せば「鉄の値段」ですが、ここではiron throneに反逆した報いを償わす的な意味ですね。

シオン: l’ll lock him in a cell until he rots.
部下: No, he has to pay the iron price. They’ll never respect you while he liνes.
『ゲーム・オブ・スローンズ』で、昔からの知り合いを処刑できず甘さを見せるシオン
Game of Thrones [Credit: HBO]

最後に

今回は「代償を払う」と言う意味のイディオム「pay the price」の紹介でした。the price you payという使われ方もありますね。あと、priceに付く形容詞は今回の例にもあったように、ultimateが多かったです。いずれにせよ、基本的に使われる場合は、相当なことをしでかした時ですね。100円、200円レベルではない。代償も結構なものを請求される感じ。ギャングに pay the price と言われたら、指の1・2本は覚悟したほうがいいかもしれません。下手すると命まで取られそうな響きです(笑)

それでは〜