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酔っ払った」を意味する表現・スラングは、それこそ星の数ほどありますが、今回は割とドラマで使われる表現を拾ってみます。

Under the Influence

これは、乗り物などを運転する時になんかに使われる改まった感じの表現。裁判なんかのシーンで聞くことが多い気がします。スラングではないので、英語資格試験で使ってOKと思います。

次のシーンでは、アルコールの影響下と具体的にした上で、モルモン教の教えに疑問を投げかけたことがあるか尋ねていますね(笑) under the influenceだけでも、アルコール(or 薬)の影響下を意味できるようです。

Have you ever, under the influence of alcohol, questioned the teachings of the Mormon Church?

The Office(US)/Season 5/Episode 10

モルモン教と言えば、ネイティブ宣教師が日本の教会で英語学習のクラスを持っていることで有名。しかも無料で。でも、暇なおじいちゃん達の溜まり場になっていますが。モルモン教は、海外ドラマや映画では、その超保守的なイメージをからかわれる事が多いですね、服装とか。今度記事にしようかと思います。

Stoned

stoneなんて「石」や「石を投げる」の意味だけかと思ったら、ed形で酔ったの意味があるとは驚きです。でも、ドラマでは結構出てくる表現。注意しなくちゃいけないのは、ドラッグなんかでハイになってる状況にも使われる点。意識朦朧って感じでしょうか。

次のシーンでは、スーキーが持ってきた高校の卒業写真を見たローレライが一言:酔っ払ってるじゃん。ここではハイの方の可能性もありますね。いずれにせよ、写真を見て一発で分かるほどの状況のようです。

スーキー: I brought the pictures you wanted to see of my high school graduation.

ローレライ: Hand them over, lady.

スーキー: Okay, but don't laugh.

ローレライ: I promise.

スーキー: I was younger then, not as refined.

ローレライ: You're stoned.

Gilmore Girls/Season 2/Episode 21

Hammered

金槌・ハンマーを意味するhammerにも形容詞形で酔っぱらったの意。これもそれ以外に、「疲れ果てた」の意味もあるスラング。こういった表現は、酔った、ハイになった、疲れたの3つのうちのどれかを意味してることが多いようです。

次のフレンズの場面は、モニカ30歳の誕生日。両親の前では真面目で通してきたモニカですが、酔っ払って自身の誕生日パーティーに現れ、周囲が隠し通す努力も虚しく、最終的に暴れてしまいます。直前にdrunkと言っているので、ここのhammeredは酔ったですね。

モニカ: You know what I'd really like to say? I'm drunk! That's right, Mom and Dad. Your little Harmonica is hammered.

Friends/Season 7/Episode 14

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Friends [Credit: NBC]

最後に

辞書で「酔っ払った」を調べるとたくさん出てきますが、よく出てくるのがこの2つのstonedとhammered。実はもう一つあると思ってたんですけど、元の英単語が簡単で、且つよく見かけるスラングがなかったので、under the influenceに急遽変更してしまいました。でも、under the influenceもかなり高級な響きですので、覚えておいて損はないと思います。こちらもドラッグに適用できます。