舌足らずの子供がよく間違える「Pasghetti(パスゲッティ)」
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子供の舌足らずさが可愛いのは万国共通
まだ言葉をちゃんと喋れない子供が言い間違いをするのは可愛いものです。単語の発音がうろ覚えなので、音が消えたり、音の位置が交換されてしまう(音位転移)こともしばしば。日本語だとエレベーターを間違う「エベレーター」が有名じゃないかな。実際、自分も子供の頃間違っていた記憶あるし(笑)
そんな子供が発音を間違えやすい英単語で、海外で有名なのが表題の「pasghetti」、パスゲッティです。日本人視点だと、「ス」と「パ」はなかなか間違えない感じですが、ネイティブは逆に間違えやすいって面白いですね。
一応、発音記号:
- spaghetti /spəɡéti/
- pasghetti /pəsɡéti/
Wiktionaryでの「Pasghetti」
そんな「pasghetti」は頻繁に間違えられるためか、辞書にまで収録されていますね(笑)
pasghetti
名詞
(子供っぽい、非標準)スパゲッティ。
語源
「スパゲッティ」の子供の発音、/sp/の子音の集まりを避けるための音位転移。
Noun
(childish, nonstandard) spaghetti
Etymology
A childish pronunciation of “spaghetti”, with metathesis to avoid the consonant cluster /sp/.
海外ドラマの「pasghetti」
こんなpasghettiも海外ドラマのセリフに出てくるんだからかなりの認知度です。ちょっと覗いてみます。
ビッグバン★セオリー
サイエンス番組「プロトン教授」のことを熱心に語るシェルドンに同意し、それは「クール」だったと言うレナード。そんな番組に興味などなかったペニーは、子供が「パスゲッティ」と間違えるように「クール」の使い方を間違えるレナードは可愛いと述べます。確かに、ギークの視点からは「クール」かもしれませんが、一般人視点では全然「クール」ではないですね。ここのawは愛おしさの現れ。
ペニー: Aw. It’s so cute when you use the word “cool” wrong. Like when kids say “pasghetti.”
ママと恋に落ちるまで
ロビンに精神が幼いからベッキーのような大人の女性に惹かれてると暗に指摘されたテッドは、ベッキーはステーキじゃなく「スパゲッティ」が好きだと逆にベッキーの幼さを指摘しようとする最中、「パスゲッティ」と言うことで自身の幼さを露呈してしまいます。直後に言い直しますが、時すでにお寿司。
フルハウス
最後は『フルハウス』のミシェル。典型的な間違いですね(笑)
最後に
海外ドラマでは言い間違い「pasghetti」は幼さの象徴として使われているようですね。そして、そんな間違いをする子供は可愛いまで万国共通です。日本語における「エベレーター」に匹敵する感じです。それでは〜
(追記) 「エベレーター」以外にどんなの有名な言い間違いがあるのかとググったら、彼女が「エベレーター」って言うので別れたいという相談がトップに・・・悲しくなりました。
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