先日IMDbをチェックしたら、今までに見た海外番組数(最低1シーズン)が200をとっくに超えてました。いやー長かったというか、IMDbにアカウント作って、見た番組こまめにチェックしていて良かったかな。そんな自分なので、番組で使われるスラングなんかもとっくに抵抗なくなってしまった。というか、スラングが出てこない番組って自然・歴史ドキュメンタリー、幼児向けしか無い気がするし、そもそも、何がスラングで何がスラングでないのかすら、よく分からなくなってきた今日このごろ。だから、いわゆるF-word、fxxx, fxxxingなんかも、逆に無いと物足りない体になってしまった、ちょっと大げさだけどね。例えば、What the ..... と来れば、頭の中ではfxxxが来るものと想定しちゃう感じ。前置きがまた長いですが、そんな自分でも未だに解せない表現が、表題の英単語の間にfxxxingを入れる用法。代表的な2例は、

un-fxxxing-believable

abso-fxxxing-lutely

で、元の英単語を強調してるのは十分わかるんだけど、

何故間にfxxxing入れたし

なんだよなあ。なんで、単語を割って入れるんだ? サンドイッチなのか? モーセの海割りなのか? fxxxだけに”挿入”に掛けたダジャレなのか? これ、そんな使われないかと思えばそうでもなく、ほどほどに使われるし。

日本語に、こういう割って入れる表現ってあるのでしょうか? クソ野郎と言うところを、野クソ郎にするパターンは無い気がするんだよなあ。自分が知らないだけかも、ですけどね。

まあ、今回は特に説明することもないので、海外ドラマでの使用例を載せて終わりとします。使おうと思う人も居ないはずだしね(笑)

HOMELANDから

精神状態がやばいということで、精神病棟に強制収容されたキャリー。退院の申し出も判事に却下され、小声ですけどUn-fxxxing-believableを判事の前で言っちゃうキャリーです(笑) 侮辱罪(contempt)スレスレ。

判事: Ms. Mathison, I'm afraid I can't approve your release from this facility today.

キャリー: What? Un-fxxxing-believable.

弁護士: I don't understand, Your Honor.

Homeland/Season 3/Episode 4

f:id:insaneway:20190723014959j:plain
Homeland [Credit: Showtime]

Sex and the Cityから

キャリーで繋がった(笑) こちらのキャリーは、恋人候補ミスター・ビッグと初デートと思ったら、ミスター・ビッグが第三者(third wheel)を連れてきたので、仕事のコラム執筆を理由に帰るところ。「本当?」との問いに、「Abso-fxxxing-lutely.」と返すキャリー。でも、次のラウンドは私持ちと、お金を置いていく律儀なキャリー姉さんです。 海外ドラマの中の飲み屋関連用語 - ドラマの中の英語

キャリー: I'm way behind on my column anyway. Here. Next round on me. We'll do our thing another time.

ミスター・ビッグ: Are you sure?

キャリー: Abso-fxxxing-lutely.

Sex and the City/Season 1/Episode 4

今回の記事は伏せ字にしたら、xだらけになってしまった(笑) エドガー・ポーの短編「Xだらけの社説」もそんな感じでした。

(追記)ブリティシュ英語でAbsobloodylootelyというのを見つけました。全く同じ発想ですね。