また退屈な一日が始まる…「Just Another」の意味とは?
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「Just Another」の意味
「just another」は名詞を修飾して「どこにでもある、ありふれた」を意味できる便利でよく出てくる表現。
justは「単に、〜だけ」と、物事が重要でない、矮小化する時につかわれますよね。
以下のシーンは店員に「なにかお探しですか?」と尋ねられて「I’m just browsing」。「単に見てるだけ」なのでお構いなくって感じの返事ですね。justがあることで、重要でない事が分かります。
男性客: Oh, no, I’m just browsing.
一方のanotherは「もう一つの、別の」という同じものを指しますよね。
例えば、以下の『ビッグバン★セオリー』では、ペニーがハグしますが、レナードの「another hug」と言うセリフから、これ以前にもハグがあったことが分かるわけです。
レナード: Oh, another hug? Thank you.
だから、この2語を組み合わせて「just another」とすると、あまり重要でない代わり映えしないことを表すことができるんです。
例えば、学生が「just another day」と言えば、朝起きて、学校行って、勉強して、帰ってきて、テレビ見て、宿題やって、寝るという、いつもと変わらないありふれた一日のことなんですね。今は夏休み中だから、朝遅く起きて、ネットして、ゲームして、寝るかもしれないけど(笑)
他にも、「just another TV show」なら、どこかで見たことのあるテレビ番組のことなんです。
海外ドラマでの「Just Another」
それでは早速、海外ドラマの中でのjust anotherの使われ方を見て確認したいと思います。
『ビッグバン★セオリー』から
ハワードはペニーに恋人のことで相談。自分を「just another lonely nerd」とありふれたオタクと形容します。
『glee/グリー』から
『glee/グリー』でも、レイチェルが別れ話を持ち出すと、フィンは「クオーターバックでなく、グリークラブのありふれた負け犬」と自虐します。
『GLOW』から
ナマポ・クイーンはテレビ監督サムを胡散臭く感じています。そこで、彼と長年の付き合いがあるチェリー夫に「信頼できるのか、それともどこにでも居る人種差別主義者の白人監督か」尋ねます。ここはjust anotherを使うことによって、ハリウッドに人種差別主義の白人監督がありふれているのが分かりますね。
最後に
今回紹介の「just another」はこんな感じで、名詞を修飾して「どこにでもある、ありふれた」を意味できる表現です。
このブログも、just another blogと言われないようにしていきたいものです(笑)
それでは〜
「another」を使ったjust anotherではない構文↓
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