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tongue twisterこと早口言葉って、大きい本屋行けば何冊かは本が必ず置いてありますし、自分がフィリピンで勉強した際もやらされたので、何らかの効果はあるのでしょうけど、自分はあまりおすすめできないんですよね。英語の勉強って人それぞれ合う合わないがあるから、こうしろとかこうするなって、正直あまり言いたくないんですけど(敵作るだけだしw)、早口言葉に関しては言っても良い気がしてきた(笑) 以下自分の意見(two cents)です。

ネイティブ向け

そもそも(in the first place)、早口言葉ってネイティブ向けの遊びですよね。まだネイティブの子供にすら及ばない学習者は他にやることあるでしょって感じ。背伸びせず、英語喋れるようになってからやればいいんじゃない?

レアな音のつながり

早口言葉を早口言葉足らしめているのはなんでしょう? 例えば「おはようございます」は早口言葉になるのかな? ならないはず。だって、みんな普通に言えるからね。じゃあ、「あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」は? なるはず。だって、「むぴょこぴょこ」のところ難しいもん。特に「む」から「ぴ」なんて普段出てこない音の繋がりだし・・・。そうなんです、早口言葉の本質は、普段現れない音の繋がりなんですね。だから、ネイティブだって上手く言えない。そして、英語学習者が優先的に勉強すべきなのは、めったに現れないそんなものより、日常的によく出てくるもののはず。だから、早口言葉やる暇あったら、教科書やドラマのセリフ、小説音読するほうがマシです。日本語喋れない外人さんが東京特許許可局を覚えようと頑張ってたら、なんか違うと思うでしょ。

達成感ナシ

語学学習って苦痛に感じたらダメだと思うんですよね。その観点から考えると、早口言葉って出来ないからイライラするんですよ。じゃあ、うまく言えた時の達成感はあるかと言うと、自分は全く無いな(笑) ようやく言えた、解放されたってだけ。洋楽をうまく歌えたときのほうが達成感は断然上です。早口言葉やってる時間あったら、洋楽の一曲でも歌えるようになったほうがマシ。特に、歌は世界共通なので、数曲歌えると重宝します(come in handy)。日本語を学習してる外人さんで生麦生米生卵が言える人居たとしても、「お、おう、すごいね」という感想しか無いけど、演歌歌えたら「すっげー」とカラオケ引っ張りだこになるのと同じ。

最後は主観になってしまったけど、最初の2つはわりかし外してないと思う。本に載ってる早口言葉は多分、英語学習者向きの簡単なものだとは思うんですけどね。でも、それってそもそもtongue twisterなのかな。まあ、英語喋り慣れてない人にとっては、どんな英文でも舌が絡まってしまうという点でtongue twisterなのかもしれないけどw ただそれなら、普通の英文音読でいいじゃんと思うのも事実。

まあ、結論は、早口言葉やるくらいだったら、洋楽の練習でもしたほうが絶対いい。気に入った曲あったら、YouTubeで検索すると、たいていカラオケバージョンが出てきますから。日本のカラオケボックス以上のバラエティです。