日本でもあったら嬉しい「Opposite Day(あべこべの日)」
広告
「Opposite Day」の意味
今回は英語というより文化の話。そういうのも学べるのが海外ドラマのいいところですよね。
「Opposite Day」は、文字通り「正反対の日」。つまり、この日にはなんでも正反対・あべこべのことをしなくちゃいけない。例えば、好きな人には「I hate you」だし、美しいものを見たら「ugly」等。これだけ聞くと子供じみてるように聞こえるけど、どうも子供なんかが実際遊びでやるみたいです:
Opposite Day
(子供っぽい)嘘っぽい休日、その日はすべてのことを逆にする、例えば「はい」は「いいえ」を意味する等。
(childish) A contrived holiday on which everything is done backwards, for example “yes” means “no”.
ただし、海外ドラマでは「言い訳」として使われたりします。例えば、会社で自分の意図と正反対のことを会議で無意識に言っちゃったとします。それを周りから指摘された時に、「今日はOpposite Dayだから」と弁明する感じ。もちろん、その日一日中「opposite」なことをするわけではないけどね。後は、相手の言ってることの意味が分からない時に「Opposite Dayなの?」と皮肉で尋ねたりもありますね。
海外ドラマでの「Opposite Day」の例
そんな「Opposite Day」が出てくるシーンを、ちょっと海外ドラマで見てみましょう。
『ママと恋に落ちるまで』から
最終回が酷いことで有名な「ママと恋に落ちるまで」のシーンから。テッドとヴィクトリアは付き合い始めて数ヶ月。今晩もヴィクトリアが自宅に泊まっていくと思っているテッドは、ヴィクトリアが急にドイツに行くと言い出しびっくりです。「Opposite Day」かなんか?と思わず聞いてしまいます。
テッド: What is this, opposite day or something?
『glee/グリー』から
TV向けの脚本をしてるメアリーがレイチェルのインタビューに来ます。この人はかなりの変わり者で、トイレキャビネットを探ってくると言ってから、今日は「Opposite Day」だから言動に注意するようレイチェルに警告します。レイチェルと茶の間の頭の中は???です(笑)
『LUCIFER/ルシファー』から
ルシファーは暗殺者を送り込まれますが、なんと身内の者によって雇われていたことから、「Opposite Dayか?」と自虐します。このように、あり得ないことが起きたときにも「Opposite Day」は出てきますね。
『アーチャー』から
アニメの『アーチャー』では、恋人のシリルに不倫されたラナが会社の男みんなと寝ると言い出す場面。シリルが「しちゃダメ」と言うと、「もうOpposite Dayか?」と寝る気満々です。
ラナ: Really? Is it Opposite Day already?
最後に
今回紹介した「Opposite Day」は何でも正反対のことをする日の意味でした。現実にこれを実行する人はいるのでしょうか?
英語学習の一環で、Opposite Dayを決めて、なんでもあべこべを実践するのは反意語の勉強になって良いかもと一瞬思ったけど、言いたいことを全てnotで否定するだけでいける気がしてきた(笑)
あなたの周りで変な行動をしてる人は、もしかして「Opposite Day」なのかもしれませんよ?(笑) それでは〜
広告