話題を変える時のフレーズ「Enough About...」の意味とは?
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「enough about」の意味とは?
「enough about 〜」が使われるのは、ある話題についてもう十分に話して、話題を変更したり切り上げる際。
海外ドラマで使われる典型的シチュエーションは、blind date回かな。blind dateは初対面のデートのことですね(blind dateの日本語ってなんだろう?)。通常、共通の友達を介して会うことになったり、親からの紹介で断れず嫌々行ったりも。そんなデートでは通常自己紹介から始まるんですが、片一方が話し好き(chatty)だと、自分のことを事細かく話すことになります。どこで生まれて、どう育って、学校から家族から趣味から、もう全人生(笑) そして、30分位喋りまくったのち、ふと喋りすぎたと我に返って、「Enough about me, let’s talk about you」とかいう展開がよくあります。
この「Enough about me」が今回紹介の表現で、「私についてはもう十分=私のことはこのくらいにして・・・」と話題を変えようとしているわけです。
このenough aboutは、自分が喋ってる話題だけじゃなく、他人が長々と話している時にも使えます。例えば、会社の会議。議題に入る前に、最近子供が生まれた同僚が、自分の子供が如何に可愛いか、ずっと話しているとします。しまいには、撮り溜めた写真まで披露しようとする始末。そこで堪忍袋の緒が切れたあなたは、「Enough about your goddamn baby, let’s get down to business!」とか叫べます。ちなみに、この例文は、ものすごく怒っている響き(笑)
海外ドラマでの「Enough About」
それでは、前置きはこれくらいにして(pun intended!)、このenough aboutの使われ方を海外ドラマの中から見ていきたいと思います。何がもう十分と言ってるんでしょうか。
『ビッグバン★セオリー』から
ペニー、バーナデット、エイミーの三人は、ラスベガスに遊びにきます。しかし、ペニーに仕事(新薬の勉強)が急遽入ってしまい、仕方なく二人だけでバーにやってきた場面。最初はペニーネタで盛り上がる二人。しかしエイミーは、enough about Pennyと言って、話を二人のことにスイッチです。
『コブラ会』から
ジョニーはコブラ会の宣伝ビデオを撮影中。その中で「自己防衛は十分と言って」攻撃に話を持っていきます。ライバルのミヤギ道空手を意識して言ってますね。
『SUITS/スーツ』から
ハーヴィーはバーで出会ったミステリアスな女性と話し出します。その中で「Enough about me」と言って、話を女性に持っていきます。
最後に
今回紹介のフレーズ「enough about…」は、ある話題についてはもう十分話したと話を変える時に使える表現でした。
これを現実的に使えるシチュエーションとしては、例えばオンライン英会話の最初の自己紹介とかでしょうか。自分自身のことを話しまくった時には「Enough about me」と話題を転換できます。でもその前に、enough about meと言えるくらい英語で話せるようにならないといけませんけど(笑) あとは、たまに見かける発音間違いばっかし指摘する先生に「Enough about my pronunciation」とかw。考えれば色々使い所はありそうですね。それでは〜
EnoughはEnough↓
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