「Band-Aid」の意味

Band-Aid(バンドエイド)」って商品名だから、NHKの放送なんかでは絆創膏かなんかに置き換わる単語ですよね。でも、海外ドラマだとごく普通に使われる単語です。そして、その使われ方は千差万別。「それはバンドエイドを貼るようなもの」という「ほぼ効果なし」を意味したり、「とりあえずバンドエイド貼っておく」といった「一時的処置」の意味で使われたり。後は、「バンドエイドを剥がす」という例えだったり。全部、日本人にも理解可能な表現なんですね。バンドエイドに関する類似の体験があるからでしょうか。

band-aid

  1. 接着性の包帯、小さい布やプラスティックで、一時的に小さい傷を覆うのに皮膚に貼られる。
  2. (話し言葉)問題への一時的、またはその場しのぎの解法、即興で作られ、しばしば配慮を欠く。

 

  1. An adhesive bandage, a small piece of fabric or plastic that may be stuck to the skin in order to temporarily cover a small wound.
  2. (informal) A temporary or makeshift solution to a problem, created ad hoc and often with a lack of foresight.

海外ドラマでの「Band-Aid」の例

そこで、このBand-Aid(バンドエイド) がどのように使われるのか、海外ドラマ内で確認してみましょう。

『ビッグバン★セオリー』から

友人のウィルと恋人のエイミーが仲違いし、その間に挟まれてしまうシェルドン。そのことをペニーに相談すると、「素直に謝れ」という単刀直入なアドバイス。しかし、シェルドンにとってそれは、最高でもband-aidにしかならないソリューションなのでした。ここは「一時しのぎ」の意味ですね。

ペニー: Look, just apologize.
シェルドン: That’s a Band-Aid at best.
『ビッグバン★セオリー』で、エイミーと喧嘩したシェルドンはペニーに相談
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

『欲望は止まらない!』

ボブは埋め合わでコーラルに接待(wining and dining)しますが、Band-Aidと冷たく言われます。一時的で、効果ないって感じですね。

コーラル: Do you think that wining and dining me is gonna make me forget about everything? It’s a Band-Aid, Bob.
『欲望は止まらない!』で、コーラルはボブの埋め合わせ努力が効果ないという
Insatiable [Credit: Netflix]

『フレンズ』から

恋人ジャニスに別れ話を持ち出せないチャンドラー。フィービーのアドバイスは、「君ならできる、バンドエイドを剥がすようなもの」。でも直後に「速く剥がせ」って(笑)

フィービー: You can do this. It’s like pulling off a Band-Aid. Just do it really fast, and then the wound is exposed. Go! Go!
『フレンズ』で、フィービーがチャンドラーにジャニスとの別れ方をアドバイス
Friends [Credit: NBC]

『メンタリスト』から

ジェーンは、イブが不倫していたのを見抜きます。そこで、「バンド・エイドのようなもので、速く剥がすべき」とします。すると、イブが不倫を認め始めます・・・。つまり、バンド・エイドを剥がす決断をしたんです。

ジェーン: It’s like a Band-Aid, Eve. Best to just tear it off quickly.
イブ: It was just a few times.
『メンタリスト』で、ジェーンはイブが不倫していたのを見抜く
The Mentalist [Credit: CBS]

最後に

今回は海外ドラマから「Band-Aid(バンドエイド)」が出てくるシーンを一通り見てみました。場面状況が分かれば全て理解できるものなのではないでしょうか? 基本は「一時しのぎ」の意味ですね。そこから、「焼け石に水」的な意味も出るようです。

ところで『フレンズ』や『メンタリスト』の例に戻ると、「バンドエイドを剥がす」って、正直どんなニュアンスなんですかね? しかも、両者ともに素早くと共通なんです。

そこで、ググってみると、

to rip off the Band-Aid

長引く痛みを避けるため、困難な状況や仕事を即座に終わらす。

to finish a difficult task or situation quickly and immediately in order to avoid a prolonged painful episode

とありました。つまり、だらだら長引かせるより、一時的に痛みを伴うけど即座に決着を付けるってことなんでしょうか。でも、個人的に、バンド・エイドにこのイメージはないんですよね。剥がしちゃったらアカンのと違う?ってのが最初に来るので。この辺は文化の違いかもしれませんね。それでは〜