英語で溜めの「so that」構文で強調する語法
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表題の名称は私が今勝手に名付けた(coined)ので、ちんぷんかんぷんだと思います。これってたまに出てくる修辞法なんだけど、なにか専門的な呼び方あるのかな? 使われ方はこんな感じ。まずはじめに、普通に形容します
This blog is good,
形容詞の後に溜めを作ってから
so good that I read it twice a day.
改めて同じ形容詞を重ねます。ポイントは、二回目はso that構文にしてgoodだから○○とその結果を述べます。
この言い方ってどんな印象をみなさん持ちますか? 次に普通のso thatとこの溜めのso thatを並べてみます。
I felt so sick that I left work early.
I felt sick... so sick that I left work early.
溜めの箇所を...にしてあります。一拍置いて読んでください。
気持ち悪いから早退したって言ってるだけですけど、 こう並べると、後者は表情豊か、ドラマチックですね。感情がにじみ出てます。本当に早退する必要があった感じ。絶対仮病じゃない(笑)
つまり、はじめからso that構文にするのと基本的には同じ意味ですけど、形容詞を敢えて重ねることによって、話し相手に形容詞の印象をより強く与えられるんですね。
今回、海外ドラマの字幕内で検索するのは難しかったので、ネット上でのこの溜めのso that構文使われ方を見てみましょう。
Good Friday is very good. So good that there's no surcharge at any BurgerFuel stores ALL LONG WEEKEND. Thank you Good Friday.
これはGood Fridayって店のレビューみたいです。レビュアーは追加料金(surcharge)がなかったことに本当に感動してるんですね(笑)
They were always nice. So nice that they did not get mad when I messed up.
彼らは本当に親切って感じです。自分がしくじっても怒りもしない。
Vietnam is beautiful, so beautiful that it's convinced a traveller to lay still for hours
ベトナムってそんなに美しいのか。これもレビュー系ですね。
他にも例文は山ほど出てきますが、この辺にしておきます。共通点は、聞き手に形容詞の強い印象を与えられること。自分は英語の専門家でないので一回目の形容詞の後がピリオドかカンマのどちら(どちらでも?)が正しいのか分かりませんが、海外番組なんかで聞いてると、だいたいそこで溜めるんですよね。聞き手の注意を引いてからso thatに繋げる。だから溜めのso that構文としてみたんですけど、どうでしょうか? いずれにせよ、こういう言い回しはドシドシ真似していくのが英語上達の秘訣。こんなの英語教科書なんかには出てこないと思いますけど、普通にネイティブは使ってるんだから使わないのはもったいないってことです。
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