海外ドラマの中の「I Love You」にまつわるネタ・お約束
広告
I Love You
「I love you」はラブロマンスもの海外ドラマやラブコメにはおなじみのセリフ、日本語で「アイシテル」ですね。しかし、裏には日本人には分からない深い重い意味を持ってたりもします。
今回は、「I love you」にまつわる英語ネタを落ち穂拾い的にピックアップしていきます。
I Wuv You
「wuv(ワヴ)」は子供が使う「love」のこと。
wuv
(子供っぽい、面白おかしく)loveの別の形。
(childish or humorous) Alternative form of love
子供は舌足らずのため、どうもloveがwuvになってしまうんだとか。可愛いですね(笑) だからこのwuv、辞書では「ちゅきでちゅ」と訳されているんです。こちらも舌足らずな日本語で訳してあって、思わずニヤリ。
ちなみに、ネイティブの子供にとって/l/の発音がうまくできない期間があるってことは、なかなか興味深いですね。やっぱ/l/の音って難しいんですよ。日本人だけじゃなかったんだ(笑)
『モダン・ファミリー』の次のシーンは、少年が元ベビーシッターと出会ったところ。昔「I wuv you」と言っていたことをバラされます(笑)
女性: Remember when you asked me to marry you? “I wuv you, Mawianne.”
I love youへの回答:Me tooかYou tooか?
「I love you」に対し自分も同じ気持ちだと言うときに「Me too」にするか「You too」にするかは、ネットを調べてもらえると様々な意見が出てきます。面白いので一度お試しあれ。一応、自分が調べた結論は、
どちらも不正解! 「I love you, too」が正解
です。これは、海外ドラマの字幕を調べてもその通りになってました。 ただし、Me tooかYou tooかどちらか一方をどうしても選ばないといけない場合には、Me tooになるようです。一般論として、感情の同意はMe too。詳しくは下記リンク先。
「I Love You」が引き起こす奇妙な状況
これはコメディによくあるんですけど、「I love you」の発言を引き金にして状況が気まずくなって、それが笑いに繋がるというお約束的なネタがありますので、2つほど紹介します。
「I Love You」「Thank you」
このネタはいままで5回位見てきたので、多分いろんなシットコムで使われていると思います。状況は次の通り。 カップル間に愛情の温度差があるとしてください。基本的には男が女に夢中で、女はそれほどでもないことが多いです。そして、付き合い始めてある程度たって、男が女に「I love you」と言う瞬間が来るんですね。でも、女は少し考えた末に「Thank you」と返しちゃうんです(笑) 男はもちろん「I love you, too」を期待してたわけで、それ以降、二人の関係がギクシャクして笑いに繋がるのが典型的パターン。有名なのは、『ビッグバン★セオリー』のレナードとペニーでしょうか。
ペニー: Uh… Heh. Thank you.
日本人の自分としては嘘でも「I love you, too」と返せばいいじゃんと思っちゃうんですけど、どうも向こうでは「Love」という単語にはかなりの重みがあるようです。commitmentとかそんな感じ。だてに「L-word」と婉曲表現があるわけではありません。
病床での「I love you」で勘違い
これも数回は見たシチュエーション。あなたが病気などで意識を失い、病院へ担がれたとしてください。意識を取り戻すと病院のベッドの上、遠くに親父が見えます。軍隊上りの生真面目で寡黙な親父がわざわざ遠くから駆けつけてくれたのかと心の中で感謝していると、どうやら医者と何やら深刻な話をしているようです。すると、あなたが意識を取り戻したことに気づいた親父が病室に入ってきます。そこで開口一番「I love you」と抱きついてきたではないですか! 今まで生きてきて一度もそんな愛情を親父から示されたことのないあなたは、驚くとともに自分の容体が深刻なことを悟ります。この時どう感じるか分かりますか?
え、俺って死ぬの??
です。もちろん、コメディなので死なないんですけどね(笑) そして、死ぬと勘違いしたキャラが暴走して笑いに繋がります。
ちなみに、「I love you」に限らず、病床で普段見慣れない深い愛情を示されて死期が近いと早合点するパターンはコメディではおなじみですね。
最後に
以上、今回は「I love you」にまつわる海外ドラマのネタをいくつか紹介してみました。結局裏にあるのは、アイラブユーは非常に重い発言であることがあって、それがコメディで笑いに昇華されるのでした。それでは〜
広告