There’s No Such Thing as a Free Lunch

Well, like they say, there’s no such thing as a free lunch.

Desperate Housewives

今回はいきなり海外ドラマのセリフを引用してみました。和訳は「巷で言われているように、無料のランチのようなものはないんだ」。

この表現は意味が取りやすいですよね。「無料のランチはない→無料のものには裏がある」ってこと。つまり、日本語の格言的には「ただより高いものはない」って感じ。どの文化でも通じる処世訓です。

元の言い方を崩した別の言い回しもされるようです。

Harvey, there are no free lunches. What’s the catch?

Suits

これも同じ意味ですね。ここのcatchは「裏」の意味。「こんな美味しい話の裏には何があるんだ?」と疑っているんです。

「There’s No Such Thing as a Free Lunch」の意味とは?

ここで、このフレーズの正確な意味を辞書から拾っておきましょう:

there's no such thing as a free lunch

無料のものはない、一見無料に見えるものでも最終的には払わなければならない。

Nothing is free; even things that appear free often have to be paid in the end.

そうなんです。一見、当初無料に見えても、最初の3ヶ月は無料でも、最終的にはそれ相応(相手がビジネスを回せるだけ)の支払いをしないといけないんですね(笑)

この格言の「No Free Lunches」への疑問

さて、この表現に個人的に一つ疑問があるんですよ。

なんでfree mealじゃなくてfree lunchなの?

そう思いません? なぜlunch(昼食)と時間帯が具体的なのか? meal(食事)のほうが幅広く一般的な気がするんですけど・・・

この格言が「Lunch」である理由

そこで早速Wikipediaを調べてみたら、ランチであるべき理由が分かってきました:

There ain't no such thing as a free lunch

「無料の昼食」というのは、かつてアメリカの居酒屋で一般的だった、少なくてもドリンク一杯を頼む馴染みの客には「無料の」昼食を提供していた伝統を意味する。

The “free lunch” refers to the once-common tradition of saloons in the United States providing a “free” lunch to patrons who had purchased at least one drink.

つまり、昔は一杯ドリンク買えばランチが無料で付いてくる伝統があったとか。居酒屋だけに、昼時でも客を集めようとしたんでしょうか。めっちゃお得ですね。でも、これのどこに「catch(罠)」があるんでしょうか? 記事は更に続きます。

There ain't no such thing as a free lunch

提供される多くの食事は塩分が高めだった(例:ハム、チーズ、塩漬けクラッカー)、そのためそれらを食べた者は多くのビールを注文する羽目になった。

Many foods on offer were high in salt (e.g., ham, cheese, and salted crackers), so those who ate them ended up buying a lot of beer.

なんと、無料のランチは塩っぱいんだそうです。だから、最終的には有料のビール(多分高い)をたらふく飲まざるを得ない・・・(笑) なるほど、だから「There is no such thing as a free lunch」なわけですね。しかも、真っ昼間から飲んでくれるんだから、酒場側は夜までに相当稼げる算段です(笑)

居酒屋でビールを注ぐ
Image by Marcelo Ikeda Tchelão from Pixabay

最後に

今回は英語の格言としてよく引用される「There’s no such thing as a free lunch」の紹介でした。結局、塩分多めの無料の昼食なのでした。そのため、このフレーズはランチである必要があるんですね。

このことわざから学べることは、世の中、一見「free lunch」っぽいものが結構ありますが、事前に味見して塩っぱくないかどうか確認したいものですね(笑)

それでは〜


接尾字に「-free」だと・・・?↓