『カレッジ・フレンズ』の番組宣伝ポスター
Friends from College [Credit: Netflix]

キーガン=マイケル・キーという役者

今まで見逃していた『カレッジ・フレンズ(Friends from College)』をこの週末見てみました。というのも、お笑い番組『Key and Peele』で有名なキーガン=マイケル・キー(Keegan-Michael Key)が出てると知ったから。

この人、お笑い番組でのskit(寸劇)ではあるとあらゆる人種・職業を完璧にこなすことで有名。例えば、以下のskit(ロコ=頭のイカレ具合を競い合う)ではメキシコギャングの一員を演じているけど、彼の話すスペイン語なまり英語には絶賛の嵐といった具合。

多分、その辺の普通の役者よりも幅広く多くの役を演じていると思う(笑)

そんな彼がいざ本当のドラマに出たらどうなるのか・・・

実は、これが全然普通だった。ちょっと演技を大げさにしてる感じだけど、それ以外はどこかのskitで見たことのあるキーガンがそこに居ました。実家に帰った安心感です。

『カレッジ・フレンズ』で、キーガンが演じるイーサン
Friends from College [Credit: Netflix]

『カレッジ・フレンズ』のあらすじと感想

『カレッジ・フレンズ』のストーリーについては、そのキーガンが演じる主人公イーサンは大学時代の同級生と結婚してるんだけど、別の同級生と目下不倫中というだらしない男。そんな彼と妻が子供を作るべく体外受精を検討し始めるところから物語は動いていく感じ。

このイーサン含めた6人の大学仲間の男女が英語ドラマタイトルの『Friends from College』ってこと。このタイトルによく似た、そして6人の男女という設定によく似たシットコムを我々は既に知ってますよね。そう『フレンズ』です。でもこのドラマ、『フレンズ』とは全く別物かな。笑いの質も『フレンズ』とは違いちょっとダークな感じ。『Key and Peele』の成分が少し入っているのかもね。個人的に雰囲気が似てると思ったのは『THIS IS US 36歳、これから』。『This Is Us』から感動成分を大幅に減らしコメディに振ったら『カレッジ・フレンズ』になると思う。いや、ならないかw

一応シーズン1を見終わった感想は至って普通。所々クスッとするジョークと共に元同級生6人の人生が描かれるんだけど、なんかもう一押しが足りない感じ。あと、ちょっとキーガンが目立ちすぎて他のキャラの影が薄くなってる気もしなくはないかな。ただ、レビューを読むとシーズン2はかなり面白くなるようなので、期待大です。IMDbを見ると現時点で★6.8と低めですね。エピソードごとの評価を見ると、シーズン1がダメダメで足をかなり引っ張ってるみたい。こういう評価は最初の数エピソードでたくさん評価が集まるから、最初に茶の間のハートをつかめないと評価は低空飛行を余儀なくされますよね。

最後にちょこっとだけこのblogの自慢をさせて下さい。このドラマの途中に「犬」というあだ名のキャラが出てくるんだけど、大学以来何年ぶりの再開か聞かれ「10年」とか答える場面があるんです。それに対して、「それは人間年齢でか犬年齢でか?」と聞くおなじみのジョークが出てくるシーンがあるんだけど、すでにこのblogで紹介済みなんですよね。我ながら自分のBlogすごくね?って思ってしまった(笑)

Is that human years or dog years?
『カレッジ・フレンズ』で、パーティーであだ名がドッグ(犬)の友達に人年齢か犬年齢か聞く
Friends from College [Credit: Netflix]

最後に、本作品は佳作の海外ドラマなので、時間があったら見てもいいと思います。自分はキーガンが好きというバイアスがあるけど、結構気に入ってしまった。それでは〜


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