『After Life/アフター・ライフ』の中のBritishな言い回し
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海外ドラマ『After Life/アフター・ライフ』は主人公の全方面への罵詈雑言が目立ちますけど、それ以外にも気になった言い回しがあったので書き留めておきます。
" Talking Of
相手の話題を引き継いで、「そうそう、○○と言えば・・・」と話題を転換するのは日常会話では非常によく出てきますけど、これってspeaking of一択だと思ってました。speaking of ○○と特定したり、speaking of whichと関係代名詞で受けたり、speaking of だけで済ませるパターン。だから、After Lifeでtalking ofを使っていたのはかなり新鮮。辞書を見ると
talking of
(chiefly British) while we are on the subject of
と、ブリティッシュなのでした。道理で聞いたことあまりないはずですね。
以下、After Lifeでどんな感じで使われてるか見てみます。
Birds love it. Talking of birds, I went on a date with the fat kid's mom the other night.
After Life/Season 1/Episode 3
なんと、birdには米英語でいうところのchick(若い女性)の意味があるみたいです。これもブリティッシュ。
-Have you got the photos from the--
-Oh, yeah. Talking of photos, I've got some pictures of the date I had with the fat kid's mom the other--
After Life/Season 1/Episode 3
Talking ofでfat kid's momの話に必ず持っていくトニーの同僚です(笑) こういう人実際いますよね。子供が生まれてから、なんでも自分の子供ネタに持っていく人とか(笑)
Innit
発音をカタカナで書くとイニット。これって何のことかと思ったら、⦅英俗⦆でのisn't itの短縮形でした。でも、/z/の音が消えてしまって、ちょっとズコーな感じ、イニット? ほら、ちょっと締まらない気がしませんか?(笑)
It's amazing, innit?
PC gone mad, innit?
After Life/Season 1/Episode 3
後者はPCの話題にinitが出てくるので、初期化するとかそういう意味だと思ってしまった(笑)
以上、ドラマAfter Lifeを見た時に気になった言い回しの紹介でした。結果的には全てブリティッシュですね。やはりアメドラが中心なので、ブリティッシュ英語は弱いのかもしれません。
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