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www.waywordradio.org

A Way with Wordsに面白いネタがありました。子供からの質問ですが、母親が「YesとNo」を同じセンテンス内で使ったというもの。9歳の子にとってはどちらを意味してるのか分からず、そこで今回の質問となりました。

正確な状況は次の通り: 母親と質問者と姉の3人が車で出掛けようとします。姉が「助手席に座っていい?」か母親に聞きます。いわゆるshotgunですね。母親は「No, no, no, absolutely yes」と答えます。

ここの最初のNoは母親自身についてのNo。すなわち、「私は心配しない、気にしない」。その後のabsolutely yesは娘の質問「座っていい?」に対しての回答。つまり、「座っていい」ということ。

これって日本語では起こりにくいと思うんですけど、どうでしょうか? いくらカジュアルと言っても、最低限「気にしないからいいわよ」くらいは言いますからね。Yes, Noだけで済ますことはないです。

ちなみに、この「Yes と No が同時に出てくる」回答は海外番組だとよくありますね。例えば、下記はオフィスの例。女上司と寝て、しかもそれを公言してしまったマイケルは、二次上長から呼び出しを受けます。それが以下のシーン。最初のNo連呼は「これは違うんだ、誤解だ」という意味の否定で、その後のYesは二次上長の「serious situationであることを理解している」ことに対する肯定。

二次上長: You understand this is a very serious situation.

マイケル: No, no, no, no, no. Yes, l... Okay, well...

The Office(US)/Season 2/Episode 16

と言った感じで、個人的に両方同時に出現するパターンは非常になじんだ言い回し。ですから、子供とは言え逆にネイティブが質問するのにちょっと驚きました。この子は、もうちょっと国内ドラマを見たほうがいいかも知れません(笑)

ちなみに、ポッドキャスト内では、子供の出身がテキサスと知ると南部訛りに切り替わる回答者が素敵です。あと、母親の「No, no, no, absolutely yes」に対するこの子の反応「Whaaat?」が超かわいい。このWhaaatも混乱してる時のWhatで、海外ドラマではよく出てきますね。

トランプ大統領は逆に、YesともNoとも答えずバッシングを受けてましたっけ(笑)↓

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