5月4日はスター・ウォーズの日: May the Force Be with You
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「May the force be with you」の意味
「May the force be with you」は『スター・ウォーズ』でお馴染みの台詞で、意味は「フォースと共にあらんことを」。
この助動詞「may」は「〜でありますように」というお祈りの意味ですね。よく町中の看板に「 世界人類が平和でありますように」という謎のがありますけど、この「ありますように」がmayだと思って貰えればOK。
これはお祈りのテンプレフレーズなので、教会なんかで使われます。
例えば、『プリズン・ブレイク』では、リンカーンが通う教会の神父が「May God be with you」で説教を〆ると言った具合、神と共にってことですね:
これを踏まえ『スターウォーズ』の「May the force be with you」のセリフの意味を噛み砕くと
フォースがあなたと共にありますように
↓
フォースの加護がありますように
↓
フォースが守ってくれますように
ってこと。
ちなみに、このフレーズは『スターウォーズ』の世界だと宗教臭さはなく、普通に挨拶代わりに使われていますね。
「May the force be with you」が5月4日になる理由
それでは、懸案のなぜ5月4日が「スター・ウォーズの日」なのかですが、シットコムの『ビッグバン★セオリー』にその説明がありましたので引用します。
スターウォーズの日になにかしようとするオタク4人に、ペニーはスターウォーズの日って実在するのか聞き、いつなのか尋ねます。レナード達は「May the force be with you?」の台詞から日付のヒントをペニーに与えようとしますが・・・素人のペニーは全く分かりません(笑)
「4th(fourth)」と「force」が掛かっているダジャレ(pun)
なんですが・・・
「May the 4th」が5月4日なので、「May the force」もそう聞こえるってだけ。英語ネイティブのペニーが分からないのは、鈍いからなのかそれとも、『スター・ウォーズ』に全く興味ないからなのかな(笑)
シェルドンが「get it?」と目を輝かせペニーに執拗に聞いているのは「分かった?」って感じ。オタク的には、一般人にそのネタを理解して欲しいのです(笑) このシーンのシェルドンの顔は最高です。
シェルドン: Gentlemen, Star Wars day is rapidly approaching. We should finalize our plans.
ペニー: What? That’s a real thing? What is it, Star Wars Christmas?
ハワード: No. Don’t be ridiculous. That’s Wookiee Life Day.
ペニー: So, when is it?
レナード: Uh, well, it’s not May the fifth… and it’s not May the third… It’s May the fourth.
シェルドン: Get it?
ラジ: May the fourth be with you?
レナード: “May the force be with you.” Get it?
ペニー: Oh, no. This face wasn’t because I didn’t get it.
レナード: It’s May the fourth.
シェルドン: Get it?
ラジ: May the fourth be with you?
英語の発音的な補足
なお、「fourth」と「force」には発音上違いが明確にあります。実際、上の『ビッグバン★セオリー』では役者達はちゃんと使い分けているんですよね。
ここでは発音記号を乗せておきます:
- fourth /fɔːθ/
- force /fɔːs/
つまり、最後の音が/θ/なのか/s/かという日本人的に難しいところ。/θ/はちょっと舌を噛むイメージですね。
ところで
今日は5月4日
実は、まさにスター・ウォーズの日なんですね(笑) 世界各地で色々な催し物がされた(ている)みたいですよ。ニュースやツイッターなんかで情報を追ってみると面白いかもしれませんね。それでは〜
Happy Star Wars Day!
May the Force Be with You.
th(/θ/,/ð/)を目で見る↓
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