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海外ドラマの番宣ポスターに載ってるキャッチコピー(taglineとも)を以前見たことがあったので、今回はその続きで別の番組ポスターも見てみたいと思います。

見出しにキャッチコピーを載せるので、下にスクロールする前になんの番組のキャッチコピーか当ててみるのも面白いと思いますよ。

それではスタート。

Never Meet Your Heroes

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君のヒーローに会うな」とはちょっと逆説的ですが、Never meet your heroesはそのまま有名な格言なんです。実際会うと落胆して後悔すると・・・。だから会うなという戒め。

そんなキャッチコピーにぴったりなのが、この夏突如現れたアマゾンプライムからの刺客『ザ・ボーイズ』。正義の味方ヅラを表ではするスーパーヒーロー達の暗黒面を暴こうとするストーリー。まさに、Never Meet Your Heroesがぴったしですね。でも、会った瞬間既にアタナ自身が死んでいる可能性もなきにしもあらずなので、そこは要注意です(笑) ってこれは、番組冒頭の衝撃シーンを見てないと分からないかな。

What on Earth?

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何だって?」と驚きを表しているのが、『グッド・プレイス』に足を踏み入れた人々の最初の正直な感想ですよね。一体ここは何なんだ?と。そんな驚きをキャッチコピーにしただけかと思いきや、地球からグッド・プレイスに送られることにも引っ掛けて、on earthを意図的に使ってますよね。多分、グッド・プレイスだと、What on Good Place?なのかもしれませんが(笑) このon earthのearthを替えてダジャレするのは非常によく聞きます。on Moonやon Mars等。

Fight the Dead. Fear the Living

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死者と戦い、生者に恐怖する」。ゾンビドラマの『ウォーキング・デッド』からです。この実際怖いのはゾンビじゃない、生き残ってる者なんだというのはポストアポカリプス・ドラマによくあるシチュエーションですね。生存本能に命じられるまま食料やシェルターを巡って争う人間の醜い姿を描くんです。結局、ゾンビは刺身のツマなんです。このキャッチコピーにあるthe + 形容詞で人を表すことができるのは、ぜひとも覚えて欲しい言い回し。The richなら・・・金持ちってことですね。

Family Is Forever

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「家族は永遠」が『THIS IS US 36歳、これから』のキャッチコピーなのは、なんだか納得できますよね。家族がテーマなんですから。ジャックとレベッカに3人の子供の家族。その3人も子供もそれぞれ家族を持って・・・って、よく見たらケヴィン一人じゃん(笑) でも、ケヴィンの頭上に木の間から光が見えますよね。これは、silver lining(希望の兆し)を表していそうですね。

Marry M.....

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これはキャッチコピーじゃないけど面白かったので採用。ちなみに、キャッチコピー自身はWhat's your emergencyで、911通報(日本の119に相当)のオペレータが最初に掛ける言葉ですね。そんな緊急通報が舞台のドラマ『9-1-1』では、skywriteプロポーズ中に緊急事態が発生した模様。って、911掛ける暇ないから! 万が一掛けられても現場に間に合わないから!(笑) というか正直な話、空で問題があったら911じゃなくて空港の管制塔とかに連絡する気が・・・

You Win or You Die

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勝つか死ぬか」はこの前終了してしまった『ゲーム・オブ・スローンズ』から。winとdieを対にするのは一見少しズレている感じ。you win or you loseの方が自然な気がします。でも、『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界では、Lose=Dieと暗に言ってるわけですね。負けたら即死あるのみ。

スローンズ(Thrones)の意味は王座。つまり、物理的にはポスターにあるような王が座る椅子。それを巡っての争いをこのドラマでは描くんです。

Joyce Got up on the Wrong Side of The Upside Down

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ネトフリの『ストレンジャー・シングス』から。ジョイスは我が子が行方不明になってしまった母親。子供を探すのに必死ゆえ誰にでも気難しい。別世界にいる子供と交信できると信じるようになるのですが・・・。

このキャッチコピーはイディオム「get up on the wrong side of the bed」から来てますね。ベッドの違うサイドから起きると寝覚めが悪い、不機嫌という意味。このキャッチコピーでは、そのベッドをThe Upside Downの世界にして、ジョイスは別世界側で起きちゃったとしてるんですね。起きたら穴に埋められていて怪物だらけなんて嫌すぎる・・・(笑)

最後に

アマゾンプライム『ザ・ボーイズ』が良かったので、宣伝を兼ねて(笑)第二弾をやってみました。また面白いポスターを見つけたらやりたいですね。それでは〜