『Conan』でのスタンドアップコメディ

面白いネタがあったので紹介。それが、「Assが最も複雑な英単語か?」と題した上記記事。

記事自体は、トークショー番組『Conan』内でのフィンランドのコメディアンIsmoのネタをもとにしています。 次のクリップがそのものズバリ。英語リスニング力がある方は視聴を強くオススメします:

要は、フィンランドからアメリカに移ってきたIsmo本人が、外国人として「Ass」が最もよく分からん単語だという感想を、実例を混じえて面白おかしく紹介していくネタ。フィンランドだけあってご本人の英語アクセントが独特ですが、内容はなかなか面白いです。客席も笑ってるので、実際アメリカ人自身も「assの持つ様々な姿」を普段は全然意識していないって感じかな。

映画や海外ドラマを英語でたくさん見てる人にとっても、彼の話はめっちゃ納得できると思うんですけど、どうでしょう? テスト勉強の英語だけだと、「ass」は絶対出てこないからなあ。卑語という分類だし、何より、一部では放送禁止用語だからね(笑)

一応、冒頭の記事では、10個の「ass」の独特の使用例を挙げていますね。まず最初が「butt(尻・ケツ)」の意味から始まります。海外ドラマ『13の理由』では、ハンナが学校のbest assに選ばれていましたよね。

ハンナ: You put me in your little zine? Remember? “Best ass.”
『13の理由』でハンナは「Best ass」に選ばれる
13 Reasons Why [Credit: Netflix]

Assネタ被り

・・・とか考えながら記事を見ていったら、なんかこのブログとネタが妙に被ってることに気づきました。もしや、私もIsmoみたくスタンドアップコメディできるんじゃね?(笑)

ただ、「Noを意味するmy ass」と「女性を意味するpiece of ass」は知らなかったので勉強になりました。海外ドラマに出てこない表現は知らないんですよね。

まあ、我々日本人としては、まずus(/ʌs/)とass(/æs/)の発音を使い分けるところから始めないといけないかもしれませんね。/æ/の音は名古屋弁になるイメージです。だから、『This is Ass』は海外ドラマではありませんけど、『This is Us』は立派な海外ドラマです(笑)

『THIS IS US 36歳、これから』のオープニング
Opening: This Is Us [Credit: NBC]

最後に

いずれにせよ、この記事タイトルの問い「assは英語で最も複雑な単語か?」に戻ると、考えてみればブリティッシュ英語だと「ass」は「arse」になるわけだし、やはり「assが一番複雑」って主張は案外間違ってないのかもしれませんね。それでは〜