「If There's Time to Lean, There's Time to...」の意味【標語】
広告
スーパーストアという日本では全く馴染みのないシチュエーション・コメディがあります。ウォルマートのような郊外の超大型スーパーを舞台としたもの。自分は、番組本編とは全く関係のない客の生態だけ集めた次のクリップに猛烈に惹かれてしまい(笑)、今やっているシーズン5のクリップも何故か意味もわからず毎週見続けています。
そんな中、最新エピソードの抜粋のクリップに面白いシーンがありました。場面は、店長が店オープン前の朝礼で従業員に注意事項を述べているシーン。
その中で、スーパーの標語を次のように従業員に尋ねます:
If there's time to lean, there's time to...
もちろんコメディなので、従業員は正解の「clean」を出さないで次々ボケるんですけど、ライム(韻を踏む)されていてなかなか面白い標語です。
leanは寄りかかるという意味の、多分TOEICリスニングの写真描写で有名な語彙。そしてcleanはきれいにする。 だから整理すると、この標語は「壁に寄りかかってる(=サボってる)時間があるなら、店をきれいにしろ」というわけです(笑)
そして、動画コメント欄を読んでいると、面白いものがありました:
“If there’s time to lean, there’s time to clean” I haaaaaattee that quote. I heard it all the time at work.
この人、職場でずーっと聞いてるからこの標語は嫌いというのです(笑)
ということはですよ、この標語はかなり有名ってことですよね。この番組内の架空のスーパーストア内で使われているだけではないってこと。
そこで、海外番組でこの標語が出てくるシーンを探したら、なんと、ビッグバン★セオリーの初期のエピソードにありました。
シェルドンがペニーの部屋に密かに忍び込んで、部屋を片付けてしまう(clean)シーン。レナードは必死に止めますが、シェルドンは耳を貸しません。そこで、壁にもたれてどうしようか考えているレナードに向かって、シェルドンがこう言うのです:
シェルドン: If you have time to lean, you have time to clean.
The Big Bang Theory/Season 1/Episode 2
これ、まさしくleanする時間があるならcleanしろと言ってますけど、なんとビジネスで有名な標語を下敷きにしていたのですね。だから、観客が裏で笑っていたのかと納得した次第です。
5年経ってようやく正確にビッグバン★セオリーのあるセリフの意味が理解できて、嬉しさのあまり記事にしてしまいました(笑) まあ、英語なんてそんなもんですね。出てきたときにドットとドットを繋げられるようにしておけばいいんです、ってそれが難しいんですけど(笑) それでは〜
広告