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Image by Olya Adamovich from Pixabay

bad guyの意味は悪人。映画やドラマでは最終的に正義のヒーローに倒されるのが役目と言っても過言ではありません。

そんなbad guyにはなりたくないと思って人々は日々暮らしていますが、人生にはどんな善人でもBad Guyにならなければならない瞬間が訪れます。今回紹介したいのはそんなシーン。

と言っても、これだけだと分からないかと思うので、具体例を出してみましょう。親子の会話です。

子供: お父さん、PS5買ってー

父親: んー、それはお母さんに聞いてみな

母親(父親に): えー、私が悪役?!

はい、そうなんです。これがbad guy(笑) 買って上げられないことを伝えなければならない損な役割。でも、社会の歯車を回していくためには必要な悪なんです。

例えば次のモダン・ファミリーでは、夫のフィルがバカでかい小型バスを衝動買いしイエローストーンに一家で出かけようと妄想します。妻のクレアは、I have to be the bad guyと家庭内での自分の役割を心得ていますね(笑) ここで、squelchはペシャンコにするの意味。

クレア: Ten days on the road with those kids? Winnebag-no. I hate it when Phil does this, and I have to be the bad guy... who comes in and squelches his brilliant idea.

Modern Family/Season 4/Episode 23

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Modern Family [Credit: ABC]

他にも次はウォーキング・デッドのローリ。息子が自分も探索に行きたいと言いだすと、いつもbad guyではいられないと今回は夫に振ります。ここのcallは決定の意味で、日常会話で非常によく使われますね。

カール: I'm going with you. You need people, right? To cover as much ground as possible.

ローリ(夫へ): Your call. I can't always be the bad guy.

The Walking Dead/Season 2/Episode 1

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The Walking Dead [Credit: AMC]

ということで、これらのbad guyは日本語で言うところの「わるもん」。貧乏くじを引くみたいなものですね。でも、円満のため必要なのです。

海外ドラマなんかだと、奥さんがbad guyの役をやらされるパターンが多い気もしますが、実態はどうなんでしょう?

いずれにしても、bad guy役にはそれ相応の出演料を後で払ってあげるのが、これまた家庭円満の秘訣かもしれませんね(笑)

それでは〜