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新型コロナウィルスでウンザリしてるところに、興味深いニュースが舞い込んできました。

www.radiotimes.com

アマゾン傘下の本の朗読サービス大手のAudibleが自身の持つ数百にも上るコンテンツを無料開放するというのです。

こう聞くと、なにか裏に罠(catch)があるんでしょと身構えるのが普通ですよね。無料より高いものはないんですから(笑) だからあまり期待せずにサイトに行ってみたんです。 今年の新年の抱負がAudibleを4本聴くだったので、何本かただで聞ければ儲けものくらいの気持ちで。というのも、こういう朗読サイトって、本体の本そのものより値段が高いのが通常なんですよね。だって、本の著者+プロのナレーターに金払うのですから。

そうしたら、やっぱりcatchがありました。有名な著者の作品が全然ないんですよ。ちょっと背伸びしてミシェル・オバマのbecomingが聴けたらなーとか思ってましたが、甘かった(笑) 全然見当たらない。原作のないAudibleオリジナルのコンテンツしか無いんですね。しかも、子供とかティーン向けのコンテンツばかりなんです。だって、カテゴリーが

  • Littlest Listeners
  • Elementary
  • Tween
  • Teen
  • Literary Classics
  • Folk & Fairy Tales for All

で、ミシェル・オバマが入るカテゴリがない(笑)

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Audible Stories Top Page

でも、この瞬間、私はあることに気づきます。

あ、これ、意図して子供向けなんだ!

って。外に出れない子供向けに無料公開してるんですね! 実際、トップページのメッセージを読むと、

For as long as schools are closed, we're open. Starting today, kids everywhere can instantly stream an incredible collection of stories, including titles across six different languages, that will help them continue dreaming, learning, and just being kids.

www.audible.com

とあるじゃないですか!

そして、更にあることに気づきます。

あ、これ、英語勉強してる人たちの学習マテリアルとしても役立つじゃん!

って。だって、子供向けなんですから、内容は優しいし、語彙も小難しいのは出てこない。そして、プロのナレーターが感情を込めて読んでくれるんです(と言っても、やっぱし理解は難しいですけどね(笑))

しかも、アカウントとかクレジットカードとか必要無いんです。ブラウザ上で聴けてしまう。まあ、子供向けなんだから当然かな。でも、これってすごくないですか?

Audibleやるなあ、と自分はちょっと感動してしまった。

だから、前言撤回。catchはないです(笑) 試しに週末何本か聞いてみましたが、数十分のものから8時間の大作まですごい量揃ってますね。

ということで、新型コロナウィルスで外出を控えている人は、家で英語のストーリーを聴いてみるのも悪くはないかもしれませんね。ちなみに、日本語朗読もあるので、英語が駄目でも大丈夫。それでは〜

stories.audible.com