ネトフリの『世界の今をダイジェスト』の「次なる伝染病」回
Explained [Credit: Netflix]

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以前、ネトフリのミニドキュメンタリーシリーズ『世界の今をダイジェスト』を紹介したことがありました。英語タイトルのExplainedからも分かるように、世界のいろいろなことを20分足らずで説明しようという欲張りな番組です。

そのシーズン2エピソード7「次なる伝染病」が問題の回だったのです。自分はこのエピソードは見たはずですが、今の今まですっかり忘れていました。というのも、個人的にビル・ゲイツが好きじゃないんですよね。お金持ちの道楽でなんかやってるって偏見を持っていたんです。だから、このエピソードは真剣に見てなかったのかもしれない。とにかく、頭からすっぽりとこのエピが抜け落ちていたんです。

そんな折にこの新型コロナウィルス騒動。そして昨日、ネット上で「世界の今をダイジェスト」が今回の件を予言していたとちょっとした騒ぎになって、「本当かよ?」と本日見返したら、

うおーー

なにこれ? 全部この番組に予言されているではないですか! しかも、放映日が2019/11/7?! 嘘でしょ、ネトフリさん。なんで番組放映一ヶ月後ちょうどに、中国で偶然「次なる伝染病」が発生するの??って感じ(笑)

『世界の今をダイジェスト』で、中国の生鮮食料品市場(wet market)
Explained [Credit: Netflix]

まあ、偶然の一致なんだろうけれど、そりゃー、ネットで怪しんでいる人達がいるのも頷ける気が(笑)

番組の内容は、新型ウィルスの発生が人類を滅亡させる可能が極めて高いことを述べて、ウィルスが人の体内にどうやって入りどう感染が拡大していくかなどの基本メカニズムを述べた後、この新型ウィルスの脅威に人類がどう立ち向かっているのかをいろいろな専門家が語る感じ。そのうちの一人がビル・ゲイツってわけ。

詳しい内容は番組を見てね。

番組最後の テクノロジーの発達が新型ウィルスの急速な蔓延に寄与してしまっている という指摘は非常に耳が痛い。

『世界の今をダイジェスト』で、家禽が狭い柵に入れられ飼われる
Explained [Credit: Netflix]

でも、最後の最後にこうも述べるんだ:我々人類はそういった危機を今まで何度となく乗り越えてきたから今があるんだと。

ネトフリさんにおきましては、このエピソードだけでも全世界に無料で公開して欲しいと思います。過去クリントンとモニカ・ルインスキーの公聴会の内容をDVDにして配ったくらいなんだから、PRスタントとしてこれもできるんじゃないかなー。未だにポルノを配ってしまったトラウマがあるのかもしれないけどね(笑)

ネトフリに加入してる人は是非このエピだけでも見て欲しいですね。それでは〜

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