別案提示の「Or」で自然な英会話を
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orなんて、英語を知らない人でも知ってるくらい有名な接続詞ですよね。A or B で「AまたはB」を表す時に使われます。
これが日常会話で別の案を提示する時に非常によく使われるんです。
例えば次のような状況。どこに遊びに行くか相談してるとして
相手: 映画がいいなー
あなた: Or, 家でネットフリックスをビンジウォッチング
という感じ。今はコロナウィルスで映画館を避けたいので、ビンジウォッチングを提案しているのですね(笑)
こういう使い方って、英語の文法だけやっててもなかなか出てきませんよね。でも「A or B」のAを相手が言って、or Bの部分をあなたが言ってると考えれば、別に普通じゃないかな?
あと、このorの用法には一つ利点があって、相手の意見Aを完全には否定していないってこと。Aの選択肢は残しつつBを提案してるので、それほど強く響かないんですよね。だって、上の例でorがないと考えてみれば、映画の直後にビンジウォッチングを出してるので、直前の映画を否定してる感じになっちゃいます。それをorで、AもありつつBもとソフトにしてる意味もあるんですね。
この別案提示orの使用例は本当にたくさんありますので、海外ドラマを見ている時はチェックしておくといいと思います。
例えば次のビッグバン★セオリーだと、みんなが同じコスチュームで被って気まずい場面。レナードが別のコスチュームに変えようとすると、ラジはorで受けて、一夜中4人並んで歩こうと提案します。なぜなら、一人が高速で走って4人になってるように見えるから(笑) これなんかレナードの意見は否定してません。選択肢として残っていますよね。
レナード: We all have other costumes. We can change.
ラジ: Or we could walk right behind each other all night. It'll look like one person going really fast.
The Big Bang Theory/Season 1/Episode 6
最後に
今回はorという接続詞が日常会話では別の案を提示するときに使われることを見てみました。そしてそれは、A or Bを二人で言ってるだけなのでした。結構盲点かもしれませんね。
こんな単純なorでも、表現を一段回豊かにできるんですから面白いですよね。そういったことが学べるので、海外ドラマ視聴で英語勉強は非常におすすめなんです。
普通に英語のテキストで勉強もいいんですけど、在宅する機会が多いこんなときだからこそ
Or, 家でネットフリックスをビンジウォッチング
してみてはいかがでしょうか?(笑) それでは〜
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