「Peace Offering」の意味とは?

今回見ていく「peace offering」は、海外ドラマ特有の語彙だと思います。peaceは「平和」、offeringは一般的には「申し出」ですが、この場合は「捧げもの、贈り物」なので、まとめると「和平のための贈り物」。つまり、仲違いしている二者の一方が和解のために捧げる贈り物のことなんですね。これを贈るから過去のことは水に流しましょう、ってこと。だから日本語だと「仲直りの印」って訳がピッタシかな。

An offering or concession made to an adversary in the hope of obtaining peace or reconciliation; an olive branch.

敵対者への申し出や譲歩、平和や和解を望んで。オリーブの枝

peace offeringが海外ドラマでよく出てくる理由は、恋人・夫婦・友達が喧嘩したり、つまらないことで険悪になったり、そういう状況になることが多いからですね。その後、一方(通常男側)が折れて、peace offeringするのが典型的パターン。どんなものを贈るかも重要ですね(笑)

海外ドラマでの「Peace Offering」

13の理由

ライアン: I have something for you. A peace offering. Take it.
『13の理由』で、ライアンがハンナに仲直りの印として日記を贈る
13 Reasons Why [Credit: Netflix]

『13の理由』では、仲直りの印にハンナへ日記を贈るライアンです。

glee/グリー

カート: Consider it a peace offering after all the yelling that we’ve been doing.
『glee/グリー』で、カートは仲直りの印としてフィンの部屋をデコレート
Glee [Credit: Fox]

他にも『glee/グリー』では、同じ家に住むことになったカートとフィンは言い争いに。その後カートがpeace offeringとしてフィンの部屋をデコレーションしてあげます。

「Olive Branch」の意味とは?

なお、上記Wiktionaryの説明に「olive branch(オリーブの枝)」なるものが出てきました。こちらもついでに調べてみると・・・

olive branch

(figuratively) Any symbol of peace, or a peace offering to an adversary to show goodwill and in the hope of securing peace.

(比喩的に)平和の印や仲直りの証、敵対者に親善の態度を見せ平和を取り戻す目的で

とあって、語源的には、古代ギリシア時代からオリーブの枝は平和の象徴だったのだそうです。

オリーブの枝
Image by tatlin from Pixabay

海外ドラマでの「Olive Branch」

もちろん、海外ドラマでもオリーブの枝は登場しますね。

SUITS/スーツ

労組リーダー: we can still prepare to strike.
ハーヴィー: Actually, I came over to extend an olive branch.
『SUITS/スーツ』で、ハーヴィーと労働組合
Suits [Credit: USA Network]

『SUITS/スーツ』では労働組合のストライキの現場を訪れるハーヴィー。「extend an olive branch」というイディオム的表現からは仲直りに来たように見えますが・・・、いますぐストライキしてみろとこの後けしかけます(笑)

最後に

今回は「peace offering」とついでに「olive branch」について見てみました。両者ともに仲直りの印を意味し、仲直りする時に持っていくものなのでした。

これまでの自分の海外ドラマ視聴経験からすると、男女の仲違いの場合、男からpeace offeringするパターンが多いと思いますが、そのへんは気になった方は調べてみると面白いかもしれませんね。なにか心理学的なことがあったりして。

いずれにしても、今回のpeace offeringは人間関係を円滑にする手段の一つ。会社でもプライベートでも実践してみてはいかがでしょうか? それでは、また〜


「peace out」で別れの挨拶?!↓