日なたで幸せそうに寝ている狐
Image by Shingo_No from Pixabay

sleep on itはそのまま訳せば「その上に寝る」ですが、即断しないで「一晩よく考えてみる」時に使われる定番フレーズ。

人生では、すぐ結論に飛びつかないで持ち帰って家でじっくり考えてみたいことはよくありますよね。冷静になって判断したい場合。その状況がまさしくsleep on itを使う瞬間なのです。

このフレーズの海外ドラマでの使われ方を見ていきます。

ビッグバン★セオリー

レナードが物理学上のすごいアイデアを思いつきます。それをシェルドンに話すと、シェルドンは即座に数学的裏付けをして論文を書き上げ、後はプレプリントサーバーに論文をアップロードするのみの状態。レナードは事が早く進みすぎて「Should we just sleep on it?」とちょっと怖気づきます。

レナード: You know, if no one's thought of this, yet, this could be a big deal.

シェルドン: Only way we'll know for sure is if we post it online to the pre-print server. I have it ready to go, but I wasn't gonna do it without you.

レナード: Wow, it's all happening so fast. Should we just sleep on it?

シェルドン: We could, but we always run the risk of someone else beating us to the punch.

The Big Bang Theory/Season 8/Episode 14

レナード: Wow, it's all happening so fast. Should we just sleep on it?
『ビッグバン★セオリー』で、レナードはシェルドンの協力の下論文を公開するのに躊躇する
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

ベター・コール・ソウル

弁護士ジミーはケトルマン夫妻と弁護士契約を結ぶ直前までいきます。あとは夫に書類にサインしてもらうのみ。しかし、夫人がsleep on itすべきと夫に提案し、契約はお流れに。ここのsleep on itは、実際に後でよく考えてみるというより、婉曲的に辞退する意味で夫人は使ってますね。

ケトルマン夫人: I think maybe we should sleep on it.

ケトルマン: Uh... Sure. Don't you think, Mr. Mcgill?

ケトルマン夫人: Maybe we should sleep on it.

ジミー: Oh, oh, please, call me "Jimmy." A... Absolutely. I mean, there's no rush.

Better Call Saul/Season 1/Episode 1

ケトルマン夫人: Maybe we should sleep on it.
『ベター・コール・ソウル』で、ケトルマン夫妻はジミーと弁護士契約するのを先延ばしする
Better Call Saul [Credit: AMC]

このサイテーな世界の終わり

さて、この記事冒頭でSleep on itは「その上に寝る」の意味ではないと言いましたが、その意味で使われているシーンを見つけたので紹介です(笑)

ジェームスの父親が「その上で寝る場所がベッドになるんだ」とカウチをベッドと呼んでますね(笑) fold-outは折り畳み式の意。

ジェームス父親: That becomes a bed.

アリッサ: Oh, what, like a fold-out? Cool.

ジェームス父親: No. Just becomes a bed if you sleep on it.

The End of the Fucking World/Season 1/Episode 7

ジェームス父親: No. Just becomes a bed if you sleep on it.
『このサイテーな世界の終わり』で、ジェームスの父親はカウチをベッドと呼ぶ
The End of the F***ing World [Credit: Channel 4]

最後に

今回は「一晩よく考える」という意味でよく出てくるsleep on itを見てみました。じっくり考えたい場合や、決断を先延ばしする際に使える表現ですね。

早い者勝ちの状況下でのsleep on itは、好機を逸することに繋がることもあるので注意が必要ですね。と言っても、短兵急になってもマズイので、そこはバランスでしょうか。それでは〜