YouTube動画でth(/θ/,/ð/)の音を見る
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今までこのブログで発音のことを取り上げるのは殆どありませんでした。というのも、私自身もよく分からないから(笑) 海外ドラマを見てたら英語力が上昇していったので、発音等の専門的なトレーニングなんて全く受けてないんですよね。
ところで先日、アメリカでバーテンダー上がりで最年少で議員になったアレクサンドリア・オカシオ=コルテス(通称AOC)のクリップを見ていたら、彼女口大きく開けてハッキリしゃべるのが分かりました。特にthの音の時の口の形が、日本人にとってかなり分かりやすいんです。
あっかんべーをしているのでは決してありませんし、舌を噛み切ろうとしてるのでもありません(笑) this, that, truthなどでお馴染みのthの音を出しているんです。ちなみに、thには/ð/, /θ/の二つのパターンがありますね。前者が振動あり、後者が振動なし。残念ながら、この違いは実際の音を聞かないと分かりません。
日本語だとこの口と舌のポジションはないので、やはりthの音は英語特有というのが分かりますね。
ちなみに気になったので、YouTubeにクリップが上がっている女性ニュースアンカーで、thの音の瞬間を探してみました(男はモゴモゴ分かりにくいので却下、アンカーはハッキリしゃべる傾向があったので)
まず、CNNのエリン・ブルネット。
次に、MSNBCのレイチェル・マドー。
どちらも上のAOCと全く同じですよね。舌をちょっと出して軽く噛んでいる。
実際、こうやって一時停止してみるのって面白くないですか? こんなクリップが大量にYouTubeにはあるので、それ見てるだけでも英語の勉強になりますね。
なお冒頭で、私は発音ダメダメと言ったのですが、実はthの音はかなり分かるんですよね。というか、この口と舌の位置を見るだけでthの音に聞こえるんです。というのも、海外ドラマ見続けたので、実際のthの音と実際のthの口元の映像が一致するから。これをThe McGurk Effectと言うみたいですね。
こういうところも、海外ドラマを英語で見る利点だったりすると思うんだけど、どうでしょうか?
この記事を読んだだけでthの音が分かったり発音できるようにはなりませんが、それでも、日本語とは違う音ということは分かっていただけたと思います。そこに気づくことが大事だったりします。今後意識しだしますから。
それでは、また別の音で会いましょう〜
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