日本語と同じ、スラング「○○ Police(警察)」で取り締まる人
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「警察」を使ったスラング
新型コロナウィルスは今までも思いもよらなかった「警察」を日本で生み出しましたよね。
例えば、「マスク警察」。もちろん、ちゃんとマスクを着用しない人を取り締まるのです(笑)
他にも、「自粛警察」なんてどうでしょう? 自粛してないビジネスを取り締まるのですね。
英語のスラング「police」
こういった「警察」の使い方は実は日本だけのものではありません。英語でもちゃんとあるのです。それが「○○ Police」、って、発想が全く同じすね(笑)
police
(比喩的に)規範や基準を強制しようとする人々。
(figuratively) People who seek to enforce norms or standards.
いちばん有名なのが、fashion policeでしょうね。間違った服装、趣味の悪い服装をしてると取り締まってくるのです(笑)
以前紹介した『Nathan for You』の中で「fashion police(おしゃれ警察)」は使われていますね。
他にも、以下海外ドラマから数例ピックアップすると、
こちらも紹介済みの『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』では、子供があることで女性になってしまいます。それを聞いて駆けつけた友人は、すでに元の体に戻っていてショック。「おっぱい見たかったぜ」と残念がると、子供は「君に脚がなかったら、脚のない事実以外のことにも気づいて欲しくなるだろう」と諭します。PC Policeと強がるのが精一杯の友人です。ここの、PCはパソコンのことではなく、political correctnessですね。政治的に差別しないこと。そして、子供がそれを取り締まってると言っているのです。
友人: Okay, PC Police.
もう一つ、『ギルモア・ガールズ』では、父リチャードがローレライの住居を訪れる回。しかし、仕事に関しても家庭に関しても、ローレライの下す判断(judgment)に一々反対するので、しまいにローレライが怒り出します、「judgment policeとして来た」と。ここも、他人の判断を取り締まると言う意味ですね。
ところで、ここまでくれば、英単語の「police」にそもそも「取り締まる」という動詞の意味があるのは、何となく納得できますよね。
逆に、日本語は既に「取り締まる」があるので、「警察る」としても意味はちょっと曖昧すぎるかな。こういうところは英語は便利ですね。主語の後ろに置いとけば、ほぼすべての単語が自動的に動詞化されるので。
いずれにしても、こんなブログやってるんで、英語学習警察にだけにはくれぐれもならないように気をつけたいものです(笑) それでは〜
Nazi(ナチ)でも同じような意味↓
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