ネトフリから黒人差別で取り下げられた『コミ・カレ!!』エピソード
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ここ最近サイト移転でバタバタして記事が更新できていませんが、ようやく移転の目処がたったので記事をアップしていきます。
さて、先日興味深いニュースが舞い込んできました。シチュエーション・コメディ『コミ・カレ!!』でとあるエピソードがネットフリックスとHuluから取り下げられたというのです。
その理由が、黒人差別につながるブラックフェイス(blackface)の演出があったというもの。
以下の記事でもブラックフェイスについては取り上げていますので、良かったらどうぞ。
端的に言うと、昨今、白人警察官による黒人男性への殺人に端を発した差別論争が米国を中心に話題を振りまいていますが、それの関連でやり玉に上がったのだとか。10年前の番組の話が今蒸し返されるのですね。
でも、人間心理として、消されたら消されたで逆に気になるじゃないですか、どんなひどい有様なのかって。そこで、そのシーンを調べてみると・・・
あ、思った以上に真っ黒だった。
この人は、通常回は中国系アメリカ人のスペイン語の先生という役柄。映画『クレイジー・リッチ!』で有名かもしれない。
そこで思い出しました。自分は、『コミ・カレ!!』は以前一回通して見てるんですけど、このダークエルフキャラが出てきた時に「ヤバくない?」って内心思ったことを。
でも、このエピソードのストーリー自体は、いじめられて落ち込んでるオタクの子をテーブルトークゲームの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」で盛り上げるというかなり良い内容なんですよね。実際、IMDbでも現時点で★9.5というありえないほどの高さ。
一応ダークエルフのコスプレという設定なんだから、こんな評判の高い作品を闇に葬らなくてもいいのにと個人的には思ってしまうんですけどね。
でも、ネット上の意見をざっと見ると、作り手側は意識してやってるのがセリフから分かるので、やっぱりNGって人も結構居ますね。以下のシーンでは、黒人女性がヘイトクライムと言及。
ちなみに、左側のアリソン・ブリーですが、この人も最近『ボージャック・ホースマン』のベトナム系アメリカ人の声優をやったことを後悔という声明を出していたりしてますね。
他にも、レイトショーで有名なジミー・キンメルが昔やったBlackfaceを謝罪したり。
なんかしばらくは色々出てきそうな感じ。
ということで、今回は日本ではあまり馴染みが薄いであろうブラックフェイスについてでした。それでは〜
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