事前の準備になしに即興で演じなくてはならないというのは人生ではよくあることですが、一人ならまだしも、二人以上でやるとなると途端に辻褄が合わなくなてしまうもの。

海外ドラマでもこの状況は非常によく起こるんですね。

例えば、急遽両親がやって来て、恋人がいるという設定にしていたので、友達に恋人役になってもらうとかいうのが典型的なシチュエーション。そんなとき決まって使われるのがこのセリフ

Follow my lead.

なんです。ここのleadは導きとかお手本とか言う意味ですが、映画・舞台の「主役」と考えるとわかりやすいでしょうか。「主役の演技に合わせるように自分の演技をしろ」ということなんです。

海外ドラマからいくつか例を拾ってみましょう。

ウォーキング・デッド

ディクソン兄弟はガバナーを怒らせたため、観衆の前で殺し合いをさせられます。周りはゾンビで囲まれているという絶体絶命の大ピンチ。弟ダリルが諦め気味なのを、メルルはfollow my leadと何か一芝居打とうとします。これも典型的なfollow my leadが使われるシーン。映画・海外ドラマの中で仲間同士で殺し合いをさせ高みの見物がうまく行った試しはありませんね(笑)

ダリル: You really think this asshole’s gonna let you go?
メルル: Just follow my lead, little brother.
『ウォーキング・デッド』でディクソン兄弟は殺し合いをガバナーにさせられる
The Walking Dead [Credit: AMC]

ベター・コール・ソウル

ジミーとキムがお酒を飲んでると、近くで大声で電話を掛けてる男がいます。ジミーはいいカモと見るや否や、Follow my leadとキムに言って、その男の元へ向かいます。キムからすれば、自分はどういう設定なのか全くの白紙の状態です。

ジミー: You want to understand what I’m talking about? Follow my lead.
『ベター・コール・ソウル』で、キムと酒を飲んでるジミーが詐欺るのによいカモを見つける
Better Call Saul [Credit: AMC]

ビッグバン★セオリー

ラジ、レナード、ハワードに女性と一晩過ごせる大チャンスが訪れます。3人がどうするか相談してるところに、女性が「Everybody ready?」と声を掛けてきます。ラジはとっさに「Follow my lead」と野郎二人に言ってから、「廊下に出てからまた入る」というよく分からないことをでっち上げ、レナード、ハワードを部屋から追い出すことに成功しました(笑)

女性: Everybody ready?
ラジ: Follow my lead. Almost. We’re going to go out into the hallway and make a dramatic entrance.
『ビッグバン★セオリー』で、ラジ、レナード、ハワードは女性と一晩一緒に過ごす千載一遇のチャンスを得る
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

最後に

今回は海外ドラマではおなじみのフレーズfollow my leadを見てみました。「自分の演技に合わせろ」というある意味決り文句ですね。

一人で即興する時はこんな事言う必要がないので、複数人が関わってるときに使われます。

映画や海外ドラマでは、follow my leadと言って失敗することは少なめの気がしますがどうでしょうか? 統計取ると面白いかもしれませんね(笑) それでは〜