海外ドラマの中でのモーセへの言及
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前回、映画・海外ドラマの中の「海を割る」お約束について見てみたんですけど、個人的にちょっと気になったので、その割った張本人モーセ(モーゼ)についてはどんな感じで言及がされているか、海外ドラマの字幕を「Moses」で調べてみました。
海を割った人
もちろん最初は海を割った人として(笑) 次の『SEX AND THE CITY』では、unfathomable(理解できない)の例示として出てきますね。なお、動詞fathomには「水深を測る」の意味があるので、ここでは海を割ったことに掛けたシャレた言葉遊びになっています。
Samantha uttering those words to us was an event as unfathomable as Moses parting the Red Sea.
Only shit in the Bible came out of Pharaoh’s ass when Moses parted the Red Sea.
民衆を導く人
エジプト人の奴隷となっていたヘブライ人を引き連れて脱出したので、これも妥当なところ。
I couldn’t shut the place down. I couldn’t lead them all out of there like Moses.
I am your Moses, and I am gonna take you and your husband to the promised land.
I risked my ass like Moses, leading these people to freedom.
古さとして
モーセは旧約聖書に出てくるくらいですから、古いことの象徴として使われるのも納得かな。
Nope… old. Old as Moses.
籠に入れられて流された
ヘブライ人の新生児は全員殺されるってことで、ナイル川に流された逸話ですね。スーパーガールが地球にきたことをモーセに例えることができるのなら、ドラゴンボールのベジータが地球に来たのだって・・・(笑)
Sent me through the portal in my eggshell, like baby Moses in his basket.
You came here in a rocket, child in a basket, you know, real Moses stuff.
アロンとモーセ兄弟
名前はモーセほど知られていませんが、モーセの片腕として活躍したアロン・モーセ兄弟も言及されますね。
You and me, the brothers. We’re like Moses and Aaron.
驚きの感嘆符として
最後はおなじみのHolyに付けて驚きを表すパターン。これはちょっとずるいかな(笑) でも、検索したところ、実はこれが一番多いんですよね。
Holy Moses, he’s alive.
最後に
今回は十戒で有名な預言者モーセへがどんな感じで海外ドラマで言及されているかみてみました。日本人にも馴染みがある感じです。
ファラオの前で杖を蛇にしたことや、「約束の地」に入れなかったことなど細かい点の言及はみられませんでした。まあ、そこまで知ってる人はあまりいないのかも。
よし、次はイエス・キリストでやってみようかな?(笑) それでは〜
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