Mouthbreather: 世界共通! 口で息する奴は「アホ」の意味
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「口開け=アホ」説
子供の頃の話、一時期私は鼻が詰まって鼻から息が吸えないので口を開けて呼吸してたことがあるんですけど、親からは「間抜けに見えるから鼻で呼吸しろ」とよく言われたものでした。
確かに、口をポカンと開けてるのがバカっぽく見えてしまうというのは一般的なんでしょうけれど、その時の私は鼻詰まってるからどうしようもなかった記憶があります。でもある時、自転車に乗ってたら口に虫(結構大きめ)が入ってきてしまい、そのトラウマイベント以来鼻で息するよう努力し始め、なんとか今に至ってます(笑)
「Mouthbreather」の意味
この「口呼吸する」ってのが「間抜け」に見えるのはどうも全世界共通のようです。実際、ネット上で「mouthbreather」と言ってバカにしてるのを何回も見たことがありますので。
でもここで面白いのが、口での呼吸に関しては、日本では「間抜けに見える」ってだけで、軽蔑語にまでは行ってないと思うんです。少なくとも、私の周りでは「あいつは口呼吸野郎だ」とか言ってるのを聞いたことがない(地域性があるかもしれませんが)。
だから、英語でmouthbreatherと言っておおっぴらに馬鹿にしてるのを見るとちょっと驚くんですよね。こういうのが、文化の違いってやつなんでしょうけれど。
『ストレンジャー・シングス』の例
この「口呼吸=間抜け」に関しては、次の海外ドラマ『ストレンジャー・シングス』で説明がされていました。
マイクとエルが歩きながら会話してますが、マイクが言ったmouth breatherの意味が分からないエル。マイクはdumbと説明していますね(笑)
エル: Mouth breather?
マイク: Yeah, you know… a dumb person.
次は、実際相手をバカにしてmouth breatherを使っているシーン。
『モダン・ファミリー』の例
『モダン・ファミリー』からは、ダンフィー家がハロウィンのため庭を装飾する回。それを知らない弟が前庭に飾ってあるキャンディーを食べようとしたと聞いたアレックスが「mouth breather」とバカにします。
アレックス: Because they’re made out of cardboard, mouth breather.
ちなみに、アレックスの名誉のために言うと、下のキャンディーを食べようとするのはmouth breatherと呼ばれても仕方ない気がしますが、どうでしょう?(笑)
最後に
ということで、今回は間抜けを意味するmouthbreatherでした。
こういう文化の違いは非常に面白いですね。逆に考えると、日本では蔑称でも海外ではそうではないという逆の例もたくさんあるんだと思います。探してみると面白いかもしれません。それでは〜
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