ネット上の掲示板やSNS等ではwelpというおかしな響きのフレーズがよく出てきます。通常、コメントの冒頭で使われるので、wellの代わりに使われているのは明らかですが、わざわざ置き換えているってことは何かしらのメッセージが込められていると考えるのが普通。

そこで今回、このwelpについてちょっと調べてみました。

まず、スラングと言ったらUrban Dictionaryということであたってみると、全部網羅されていますね:

welp

When someone feels hopeless or does not know what to do about something. So it is used in replace to “well” sometimes in a conversation. A combination of “help” and “well”.

つまり、望みがない、何していいか分からない状況の時にwellの代わりに使われる。helpとwellの合成語とのこと。

Welp

To be used in place of ‘well’, when one feels there is no more to say. This word was originally brought to the peoples' attention in 1994, from Jim Carrey in the cult classic, Dumb & Dumber.

こちらの説明では、それ以上何も言えない時に使われるとのこと。語源となった映画『ジム・キャリーはMr.ダマー』が言及されてますね。でも、今のところアマゾン・プライム・ビデオの範囲ではないので、映画内の実際のセリフまでは確認できませんでした。残念。この映画は1994年公開なので、welpは結構新し目のフレーズなんですね。

最後に、望みがないというシチュエーションで本当に使われているか、海外大手掲示板redditの実際のスレッドを例に取って確認してみましょう。

まずは、スペインでコロナの集団感染が再度発生というニュースについたコメント。また発生というところで、望みなし感をwelpで表しているんですね。wellだと単に間を作っているだけのニュアンスになりますので。

Welp, Spain might be riding the crazy train again

次はニュージーランドで最初のコロナ感染者が出たという3月に立ったスレッド。ただ一言Welpです。ついに来たかと二の句が継げない感が出ていますね。

Welp.

ということでまとめると、welpはwellの意味ですが、その裏には絶望感が隠されているというお話でした。

個人的にはwelp、ウェルプって響きは好きなんですけどね。でも、なぜか字幕を検索しても海外ドラマでは使われていなかったので、今回はネットスラングとしてあります。

それでは〜