「SNAFU」の意味

ここ最近「SNAFU」なるスラングをSNS等のコメント欄でよく見かけたのでちょっと調べてみました。だって「スナフ」でしょ。私はスナフキンくらいしか思いつかないのです(笑)

まず当たったのは定番のWiktionary。

SNAFU

A ridiculously chaotic situation.

バカバカしいほどに混乱した状況

「大混乱」ってことみたいですね。カオスってところにその度合が現れています。

「SNAFU」の語源

ちなみに、なんでこんな意味になったかですが、軍隊用語から来てるみたい:

SNAFU

Etymology(語源)

The term was born during WWII as an acronym of the initials of the words situation normal, all fucked up, which summed up the chaos and confusion of the war from an individual soldier’s point of view.

この用語は「situation normal, all fucked up(状況は平常通り、全てはめちゃくちゃ)」の頭字語として第二次世界大戦中に生まれた。これは、一兵卒の視点から、戦争のカオスで混乱してる状況を要約したものだ

ここの「fuck up」はめちゃくちゃ・大混乱を言う「mess up」「screw up」を汚く卑語にしたもの。

結局、戦場というはいつも大混乱で、それが平常運転ってことを意味してるようですね。その「Situation Normal, All Fucked Up」の頭文字を取って出来たのがSNAFU。

戦争映画を見れば戦場の大混乱ぶりはよく分かりますね。どこから弾が飛んでくるか分からない状況。そんな中、敵と対峙しなくてはならない。そして、命令を出す上官も途中で撃たれて死ぬのが常ですので・・・。この戦場の大混乱するイメージが「SNAFU」に入ってたということ。

海外ドラマでの「SNAFU」

残念ながら、この「SNAFU」は海外ドラマでそれほど使われませんが(多分、ネット上の方が多い)、使われている場面をいくつか見つけましたので、それを以下確認してみます。

『ギルモア・ガールズ』から

客: Got a little snafu with my order.
ウェイター: I don’t see a snafu.
『ギルモア・ガールズ』で、ルークのダイナーは大混乱
Gilmore Girls [Credit: The WB]

注文に「SNAFU」を見つけた客ですが、ウェイターは「SNAFUなんてどこにもない」と強弁します(笑) 注文を間違ったり、他の客と勘違いしたんでしょうか?

『WEEDS~ママの秘密』から

ダグ: Because of your office’s little SNAFU, not to mention how many will be sleeping in dumpsters…
『WEEDS~ママの秘密』で、ダグは役人に食ってかかる
Weeds [Credit: Showtime]

ダグは役人のお役所仕事に怒り心頭。その中で、役所の仕事ぶりを「SNAFU」とします。ちなみに、発音は「スナフー(↗)」と言う感じです。豆腐に近いかも。

『NCIS』から

もう一つは『NCIS』。こちらは「goat rope」というスラングを説明するのに「FUBAR」と「SNAFU」の間という説明をしていました。

-Hey, make sure he didn’t do any of that virus goat rope crap to my… my thing.

-Goat rope?

-Marine term, probie. Means halfway between FUBAR and SNAFU.

NCIS

「FUBAR」の意味

もちろん気になるので、「FUBAR」も調べてみましょう(笑)

FUBAR

Fucked up (or, bowdlerized, fouled up) beyond all recognition (or beyond all repair, or beyond all reason).

認識を超えてめちゃくちゃ

と、こちらも混乱を表していますね。そしてfuck upは同じ。

「Goat Rope」の意味

ついでに、goat ropeも(笑)

goat rope

A confusing, disorganized situation often attributed to or marked by human error.

混乱した状況、しばしば人為ミスによる

FUBARとSNAFUの間なんだから、混乱具合を不等式で表すと

FUBAR < goat rope < SNAFU

ということみたい。

「Goat Rope」の語源

なお、goat ropeの語源については、2つの説があって面白かったので紹介。

まず最初は、文字通りヤギの群れを縄で捕らえようとする状況。ヤギたちは大混乱ですね。

山羊の群れ
Image by Artur Pawlak from Pixabay

もう一方は斜め上の発想。「goat rape」から派生した婉曲表現という説。ヤギを獣姦(レイプ)しようとすると大混乱ということみたいです(笑) なんじゃそりゃw

最後に

今回はネットで見かけたスラング「SNAFU」の意味と語源を調べてみました。

いずれにしても、「SNAFU」から3つもの「大混乱」を意味する表現を覚えられてしまった。この中では・・・goat ropeが一番覚えやすいですよね。やっぱり語学ってストーリーがあると覚えやすいんですよ。実際使えるかどうかは別として(笑)

それでは、また〜


SMFHになると・・・?↓