海外ドラマに出てくる「アジア人に関するステレオタイプ」とは?
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無口なアジア人
数日前、アジア人に関するステレオタイプの記事を立て続けに2本見掛けました:
- Umbrella Academy Season 3 Must Fix Its ⤴️
- The Boys & Umbrella Academy Called Out For Silent Asian Trope⤴️
『アンブレラ・アカデミー』、『ザ・ボーイズ』と、最近の海外ドラマに「無口なアジア人」というステレオタイプが登場するということを非難するもの。
自分自身はそういうステレオタイプがあることは全く知らなかった(気づいていなかった)ですし、別にそれによって傷つくこともないので全然平気なのですが、must fix(修正されねばらなない)、call out(非難)とかまで言われると、そこまでのものかとちょっとびっくりしたのも事実。
だって、よくあるじゃないですか。当事者は問題ないのに周りが逆に大きくしてしまうことって(笑)
それに、この二つの海外ドラマに関しては、そもそも『アンブレラ・アカデミー』でのベンは幽霊なんだし、
『ザ・ボーイズ』のキミコは幼少期トラウマ負ってるんだから、両者饒舌だったらちょっと役的におかしいでしょ、とも思うんですよね。
そこで今回は、無口なアジア人以外にどういったお約束・ステレオタイプがアジア人には付いているのかを調べてみました。当事者としてどのくらいoffendedなのでしょうか?(笑)
子供に好成績を求めるアジア人両親
アジア人の両親が子供に優秀な成績を求めるのはおなじみのお約束。
次の『glee/グリー』では、好調に直談判に来たアジア人父親が、成績のA-はアジア人にとってはFだとしてます(笑)
車の運転が下手なアジア人
車の運転の下手くそさも、なぜだかアジア人に結びついていますね。
以下は『ウォーキング・デッド』で仲間と再開を喜ぶメンバー。でも、どうやって見つけたんだとリックが問いかけると、ダリルはアジア人のグレンがジグザグ走行してたとし、そんな事するのはアジア人と結論づけます(笑)
ダリル: Well, those guys’ tail lights zigzagging all over the road…Figured he had to be Asian, driving like that.
ステレオタイプ全部乗せ
ここまではそれほどoffended(気分を害する)の感じではありませんね。
そこで、幻のカルト番組『ネイサン・フォー・ユー』からとっておきのを紹介しましょう。
以下は、売れない風刺画家を流行らせようとするネイサンが差別的な路線に舵を切らせるところ。
出来上がった作品は、麦の笠をかぶり、出っ歯。車で衝突してるのは上で紹介した運転が下手を意味していますね。そして、一番下に真珠湾攻撃と、アジア人ステレオタイプ全部乗せの様相です。なお、この後、ネイサンは「これはちょっと・・・」と手を返します(笑)
ここまでくると、さすがに差別的な感じになってきますね。
実際のYouTube公式クリップは以下から:
最後に
ということで、今回はアジア人のステレオタイプ・お約束を見てみました。
こういったステレオタイプの受け取り方は、人によって大きく変わりますよね。そして、時には人種差別まで行ってしまうのが怖いところです。公共の場での言動は気をつけたほうが良いのかもしれませんね。それでは〜
そもそも「ステレオタイプ」の語源って?↓
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