疑問文でHowを使うのは数量・程度を聞く時限定と思われがちですが、実は何を隠そう理由も聞けるんですよね。whyと全く同じです。

これは聞き手がその状況をそもそも予期していない・納得していないときに起こります。

例えば、会社で一大プロジェクトが失敗したとしましょう。それを聞きつけた社長が会議室に入ってきて、「どうやったら、こんなことになるんだ?」と言ったとしましょう。この時、どうやってプロジェクトが失敗していったか経緯を話し始める人は居ないですよね。だって、社長がなんでこんなことになったのか理由を聞いているのは明らかですから。

これと同じことが英語でも起き、そして、その時Howが使われるんです。

例えば、次の海外ドラマの『マーベラス・ミセス・メイゼル』では、大親友のイモジェンが夫の名前を口に出さないのをhowで質問するミッジです。「どうしたら、一緒に住んでいる彼の名前を口にしないことが可能か」ですが、結局は何故か、名前を出さない理由を尋ねているんですね。

ミッジ: He’s living with you, Imogene, how can you not speak his name?
『マーベラス・ミセス・メイゼル』で、ミッジは友人のイモジェンが夫の名前を出さないことに疑問
The Marvelous Mrs. Maisel [Credit: Amazon Prime Video]

さて、この理由を聞くhowネタがそのまま出てくるシーンがアニメ『アーチャー』にありましたので、それを見てみましょう。

マロリーは裏でつながっているKGBの行動を非難しますが、その際howを使って「どうしたらこんなことできるんだ?」と詰問します。それをKGBのニコライは、外国人がその字面どおり捉えてしまうお約束に則り、どうやってそれを成し遂げたか回答。それにマロリーは、「how “how"ではなくwhy “how"だ」と更に激怒(笑) この2回繰り返すのも2通り以上のとり方がある場合に英語ではおなじみですね。なお、assはここでは尻の意ではなく、アホ・間抜けの意味です。

マロリー: Nikolai, how could you do this?
ニコライ: With KGB surveillance team.
マロリー: Not how “how”, you ass. Why “how”
アニメ『アーチャー』で、マロリーはKGBを電話で非難する
Archer [Credit: FX]

今回はマロリーの言い方を借用すればWhy “how” について見てみました。実践で出てきた場合には、是非ともKGBのような間違いはしないようにしたいものですね(笑)

なお、これ以外にも、how comeで理由を聞けたりもしますので、気になる人はチェックしてみてください。それでは〜