海外ドラマの中の「ラベル(label)」付けしたくない症候群
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「Label」の意味
今回紹介する「label」は日本語にもなってるラベル。でも発音は、敢えてカタカナで書けば、レイブルって感じなのは要注意。
そんなラベルの達人と言って思い出すのが、シットコム『ビッグバン★セオリー』のシェルドンでしょう。友達のハワードに言わせれば、全てのものにラベルが付いているんです。ラベルを印刷するテプラにも「テプラ」ってラベルが(笑) なお、今回のテーマとは関係ありませんが、このセリフはincluding, which, thatを使って文章を長くしているのが分かりますね。
このlabelは動詞として「ラベル付けする」って意味で海外ドラマによく出てきます。なにかあやふやなものに名前を付けるんですね。
label
(他動詞)(札や印などの)ラベルを付ける。
(transitive) To put a label (a ticket or sign) on (something).
海外ドラマの中のラベル付けしたくない病
でも不思議なことに、海外ドラマの中の登場人物は、こと、あるものに関してはlabel付けが好きじゃないんですよ。って言っても、全く意味分かりませんよね。以下、具体例で見ていきましょう。
まず、上で出した『ビッグバン★セオリー』に再登場してもらうと、レナードはペニーとのピロートークで変なことを言い出します。友達以上の関係になった(寝たので)と言ってから、why label itと反語で「二人の関係をなんでラベル付けするのか?(するべきではない)」とします。つまり、恋人とは正式にしたくないってことですね。このように、恋愛関係についてはlabelしたくないパターンが非常に多いんですね。なおIt is what it isは「それが現実で従うしかない」というニュアンス。
他にも、『ブルックリン・ナイン-ナイン』でもこれと同種の例が見つけられます。ジェイクとエイミーは恋仲になりますが、二人の関係をラベル付けしないでおこうと提案するジェイク。ここでは、put labels onを使っていますが、意味は同じです。
ということで、海外ドラマでは恋人関係に関してラベル付けしたくないというパターンがよく出てきます。当然そこからすれ違いが発生したりして、恋人関係が友達関係に降格したりドタバタするんですけどね(笑)
最後に
今回は「label」について見てみました。ラベル張りは物理的なものだけじゃないって分かっていただけたでしょうか?
なお、最初に例に出した何でもラベル付けするシェルドンなら、ラベル付けしないなんてけしからんって思うのかもね(笑)
それでは〜
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