海外ドラマの中で「Who」と「Whom」の間違いを指摘するお約束
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海外ドラマでの「Whom」のお約束
「whom」という英単語は、英語のクラスで多分関係代名詞を習った時に出てきたと思います。目的語の人を表す時はwhomだって。でも結局whoでもOKだったり、最終的に省略されることが多いので日の目を見ない不運な疑問詞なんですよね(笑)
でも、なぜだかこのwhomが海外ドラマでよく遡上に上がるんです。定番ネタと言っていいくらい。海外ドラマよく見てる人なら、誰でも一度は目にしていると思う。そんな自分も既に10回以上は見かけてる気がする(笑)
このお約束の典型的なのは、whomにすべきところをwhoとした人に対し、「文法的にそこはwhomだよ」と指摘するパターン。そのキャラの細かさや、知識ひけらし、pedanticな性格付けに一役買うんです。
でも、日本人的にはこのネタされる度に「whoでもいいんじゃね?何言ってるの?」っていつも思うんですけどね(笑)
以下、いくつかそんなシーンをピックアップしていきましょう。
アーチャー
まず、アニメ『アーチャー』からは、英語が下手な現地人に文法間違いを指摘される英語ネイティブのアーチャー。shit呼ばわりしてて、結構ひどいですね(笑)
原住民: I do little bit. And correct syntax is “With whom.”
ブルックリン・ナイン-ナイン
『ブルックリン・ナイン-ナイン』では、署長がジェイクのwhoを正します。
署長: You know it’s “for whom.”
コブラ会
『コブラ会』では、いじめっ子カイラーがいじめられっ子3人の会話に首を突っ込んできたところ。whoを正すのが、なんとカイラーの手下という視聴者的には意外な展開です。だって、いじめられっ子が訂正するのが王道なので。
金髪男: Whom.
フレンズ
『フレンズ』でwhomに正すキャラと言ったら、ロスしかいないでしょうね(笑) 以下のシーンでは、フィービーがシークレットサンタのことを話している最中に英文法ツッコミ。
ロス: Who gets “whom.”
名探偵モンク
『名探偵モンク』だって、負けてはいられません。助手ナタリーの間違いを即座に訂正。ナタリーも慣れているのか、すぐwhomにします。
モンク: Whom.
ナタリー: Whom.
サンタクラリータ・ダイエット
母親が人肉を食う不死となった『サンタクラリータ・ダイエット』では、娘が今晩は誰を食べる?と母に問うと、母親はwhomとまず訂正です。
シーラ(母): Whom.
と、こんな具合で、このwhomネタが大量に出てくるのが分かっていただけたと思います。海外ドラマの中は、文法ナチだらけなんです(笑)
そんな英文法を指摘する人々の心の中を見抜いた台詞がありましたから、それを最後に紹介しましょう。
ビッグバン★セオリー
それは『ビッグバン★セオリー』のペニーです。いつも、シェルドンに苦しめられている彼女は、シェルドンが間違いを指摘する時、目のキラメキ(twinkle)が見えると言います(笑)
最後に
ということで、今回は海外ドラマでよく出てくる英文法ネタwhoじゃなくwhomについて見てみました。ここまで多量に出てくると、whoじゃいけないんじゃない?って気持ちにもなってきますね。番組内で、逆にwhoでもいいんだと反論する人いないのかな?
それでは、またー
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