トランプで一躍脚光「合衆国憲法修正第25条」の海外ドラマでの例
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アメリカの首都ワシントンで暴動
トランプ大統領が自身の支持者をけしかけ、それが暴動に発展、連邦議会に暴徒が流れ込んだニュースは世界を震撼させました。民主主義の危機であると。
事の発端は、11月トランプが米国大統領選でバイデンに破れたこと。その敗北を潔く認めず、選挙の勝利が盗まれた(stolen)と言い続けて新年を迎え、議会でバイデンが次期大統領に正式決定する日に、自身の支持者を首都ワシントンに集結させたのです。
その支持者の前でトランプは議会まで一緒に行進して選挙結果をひっくり返そうと訴えます(トランプ自身は行進には参加せず)。その後は支持者が暴走し、あとは皆さん知っての通りですね。
この民主的な選挙プロセスを認めない手法に、身内の共和党からも非難の声が上がります。そして、トランプ政権の主要メンバーも、泥舟から逃げ出すように、一人また一人と辞任の意を表明し始めています。
合衆国憲法修正第25条をめぐる争い
一方の民主党で下院の議長も務めるナンシー・ペロシも、トランプを今すぐ排除せよと「合衆国憲法修正第25条」の適用を副大統領であるペンスに求める始末。副大統領が動かぬなら、我々が大統領を罷免すると強気の姿勢を崩しません。このようにして、米国政治は緊迫した状況を迎えています。
- Calls grow in Congress for Trump to be removed by impeachment or the 25th Amendment⤴️
- Members of Trump Cabinet discussing invoking 25th Amendment: Sources⤴️
- Pence Should Invoke 25th Amendment to Remove Trump From Office Immediately⤴️
- What The 25th Amendment Says About Removing A Sitting President⤴️
ここで出てくる合衆国憲法修正第25条第4項は、以前も解説しましたが、合衆国大統領をまともに職務を遂行できないとして権限を剥奪する条項。歴史上まだ一度も適用されたことはありません。
海外ドラマ内での合衆国憲法修正第25条
実際25条が適用されるかどうかは、アメリカ政治の推移を見守りたいと思いますが、ここで気になるのは、アメドラなんかで合衆国憲法修正第25条がどう出てくるのか、ですよね。だって、結局このブログは、海外ドラマのブログなのですから(笑)
そこで調べると、プロットとして数例見つけることができました。
『24 -TWENTY FOUR-』
『HOMELAND』
『ザ・ホワイトハウス』
って、こうしてみると、やっぱし全部アメリカ大統領が出てくる海外ドラマばかりですね(笑) みんな第25条の行使がされるかどうかをサスペンスの一つのギミックとして使っているのです。というのも、第25条は副大統領と閣僚半数の同意が必要なので、裏切りという要素もはらんでいるからですね。
今後、現実で合衆国憲法修正第25条が行使されるかは分かりませんが、ここ2週間は米国政治から目が離せない感じですね。
それでは〜
合衆国憲法第五条だと↓
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