英検1級の実力

私が英語を本格的に勉強し始めたのが7年前。そして、TOEICの点数を上げるためだけの勉強に疑問を持って、海外ドラマを一心不乱に見始めたのが5年前。それ以来、英語力は着実に上り続け、今ではCNNも海外ドラマも英語字幕無しで普通に見られるようになりました(プチ自慢)。ちなみに、ここだけの話、英検1級を取った当時はCNNの理解は結構厳しかったのです(笑) 7割程度。だから、英検1級と言っても大したことないのが分かります。

英語ができるようになったら・・・

今では、昔夢にまで見ていた「英語ができるようになったら是非ともやってみたいこと」が実際できるようになったわけですが、いざそうなってみると英語バケツリストなんて別にどうでもよくなるのは面白い人間心理ですね(笑)

「海外の映画館に行ってネイティブと一緒に笑いたい」とかも薄っすら思っていましたが、実は笑いって英語という言語より笑いの様々なテンプレ(お約束)を理解することの方が重要というのを学べたのも、英語力向上と海外ドラマ視聴のおかげかもしれません。

英語ができるようになって気づいた事実

そんな私ですが、以前は全く認識していなかったとある事実が、英語ができるようになって分かるようになったので、今回はそれをシェアさせて頂こうかと思います。

その事実とは、世界の人々はそれほど賢くないです。

Duh、え?知ってました?(笑) そんな人は以下読む必要はないかもしれませんね。

ボリス・ジョンソン: Life expectancy in Africa has risen astonishingly as that country has entered the global economic system
ボリス・ジョンソンのConservative Party Conference 2016でのスピーチ。アフリカを国と見做す
アフリカを国と見做すボリス・ジョンソン at Conservative Party Conference 2016

昔の私はそんなこと全く想像すらしてませんでした。自分の理解できない英語で話してるのだから、世界各国のリーダー達は高尚なことを話しているに違いないとなんとなく思っていたんですね。だって、私が理解できるのは日本語のみ。日本国内1億数千万人が基準だったのです。そして、英語の教科書・リーディングマテリアルを見て下さい。死刑だったり、中絶だったり、陪審員制度だったり。とにかく高尚なことばかりじゃないですか(笑)

しかし、英語ができるようになると、自身の基準とする範囲が格段に広がります。ニュースなどからは一次情報を直接取得できるのです。英語で世界のリーダーの生の声・考えを直接聞くことができるんです。実は、日本のマスメディアは情報を自分好みに編集・脚色したり、情報を取捨選択したり、意味合いを大幅に薄めたりするので信頼に足りないことも多々あるんですね。

トランプ大統領はハリケーン・フローレンスの被害に対し「水は濡れている」とコメント

他にも、インターネット・SNSもコミュニケーションのツールとして使われますが、英語が標準言語になってますよね。ヨーロッパなどの英語を喋らない圏内の人でさえ英語で自分の意見を書き込んでますし。そういったものを読むだけでも世界のレベルがある程度理解できてくるのです。そりゃ、極小数の超天才の人々は世界にはいるわけですが、平均を取ってしまえば低いんですよ。いや、実際のところ、かなり低いんです(笑) 日本の教育水準が比較的高いのが、逆に英語ができるようになって理解できましたもん。掛け算できなかったり、三角関数分かったら神レベルだったり。目に見えないウィルスの存在を信じられない人々が大勢いて、新型コロナウィルスのワクチン接種するのを今まさに拒んでいるんですよね。

これが、私が昔全く認識していなかったことです。ある意味、英語学習の副産物といったところでしょうか?

英語を学ぶことで視界が大きく開けたんですね。

アパートの2階に住んでいたのが、いきなりタワーマンションの最上階から世界の展望を眺めるようになったのです。ローカルとグローバルではやはり見える範囲が断然違うんです。

英語学習は継続なり

この2021年から英語勉強を新たに始めようと決心した人も多いはず。皆さんへの私からのお願いは、英語勉強を是非ともコツコツ続けてください。そのうち、私のように想像だにしなかったことが理解できる瞬間が来るはずですからね。英語ができるようになることで、私の経験とは全く違う皆さん独自の事実に気づくはずです。その時は、是非とも私にもその気づきを教えて下さいな。

それでは、また〜