契約書のサインする場所を指し示す「Here, Here and Here」
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契約社会ではサインは必須
海外は契約社会ですから、海外ドラマでは契約書に署名するシーンが非常によく出てきます。
そんな時、署名する場所をhereで「ここ」と示すことが非常によくあります。hereの数=必要な署名の数ですね。
『シリコンバレー』では、契約に2箇所署名が必要。
Initial here and here.
『ビッグバン★セオリー』では、過去の結婚を無効化する提出書類にペニーと元カレザックが署名。
レナード: Yeah, you guys
have to sign here and here.
『ヒルダの冒険』では、カラスに署名させるヒルダ。足跡なのはご愛嬌(笑)
ヒルダ: Sign here, here, and here.
最後は『ボージャック・ホースマン』。女性辣腕マネージャーのキャロリンは、マネージメント契約をトッドと密かに結ぶため、サイン(autograph)を求めるフリして、書類に署名させます。これはひどい(笑)
キャロリン: Can I get your autograph?
トッド: Yeah, yeah, yeah.
キャロリン: And another autograph, and initial here, here, here, and here.
トッド: Yeah, yeah, yeah.
キャロリン: And another autograph, and initial here, here, here, and here.
というように、書類にサインさせる時にhere here言うんですね。
といっても、最後の例からも分かるように、契約自体に悪意があることもあるので、署名するときは石橋を叩き壊すくらい契約内容に細心の注意を払う必要があることは言わずもがな。
契約にまつわるAnecdote
この海外での契約と言えば、以前面白い話を読んだことがあります。
それは、日本人で初めて大リーガーとなったマッシー・ムラカミ。彼は、大リーグ初登板の試合が始まる直前でも、契約内容が分かるまで契約書にサインしなかったというのです。上記海外ドラマの例のように、絶対ペンを渡されて「Here, here and here」と言われたと思うんですけどね(笑) その当時、それを拒否できた精神力はすごくないですか?
村上雅則
チームの関係者から「契約書にサインをするように」と言われたが、フレズノで「契約書には気を付けろ」と言われていたため、当初は頑としてサインを拒んだ。結局、困った球団職員が日本語がわかる人を探してきて、説明を聞いて納得した上でサインをしたのは試合開始15分前だった
最後に
ということで、今回は署名する場所を指し示す「Here, here」でした。ビッグバン★セオリーのシェルドンのルームメイト協定には10箇所くらいサインする場所があった気がします(笑) それでは〜
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