「浮かない顔」の「Long Face」が「長い顔」を意味する場面?
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イディオム「Long Face」
イディオム的表現のlong faceには浮かない顔・悲しい顔の意味がありますね。眉毛も目尻も口角も下がるので顔が長く見えるんでしょうか😩
例えば、英語には「バーに入っていった」から始まる「Walk into a Bar」ジョークがあって、このジョークのテンプレ的なネタにlong faceが登場:
A horse walks into a bar. The bartender asks, “Why the long face?”
つまり、馬の長い顔と、イディオム表現の浮かない顔をlong faceで掛けているんですね。馬と相性がいいイディオムlong face(笑)
なので、馬が主人公のコメディアニメ『ボージャック・ホースマン』でも、このネタはキッチリ登場してます:
ここで、「Why the long face?」というのは「何浮かない顔しているの?」という心配を表すテンプレフレーズとなってますね。
『ブレイキング・バッド』では、ドラッグビジネスの問題で悩むウォルターとジェシーを、ソウルがこのフレーズで励ましてました。二人なのでfacesと複数形です。
さて、ここまでが浮かぬ顔のlong faceの基本です。
「長い顔」の意味での「Long Face」
これを抑えたところで、この記事本題の 「long face」が「長い顔」を表す場面? に入りましょう。もちろん表せるんですが、馬のジョーク以外で登場することがあるのかと、個人的にふと疑問に思ったんですよね。
そこで、海外番組の字幕を検索しまくって、見つけたのが次の『クィア・アイ』の場面です。ジョナサンは依頼者のあごひげが顔を長く見せるので、切ろうとしています。やった、長い顔の方の「long face」だ(笑)
ということで、ジョナサン的にも、long faceはオススメじゃないようですね(笑)
「ウキウキ」と「buoyant」
ちなみに今回、なんで日本語は「浮かぬ」なのかと考えたら、結局は「心が浮く・浮かない」ということで、英語の「buoyant(浮力がある、うきうきとした)」と似てるんですね。言語は違えど、裏にあるアイデアは同じなのでした。
それでは〜
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